■もう1つのファースト外伝が堂々完結!
2012年から連載された太田垣康男氏が描く漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』(小学館)は、約13年の連載を経て、今年9月ついに完結。12月19日には「サンダーボルト・ガンダム」が表紙を飾る最終巻(27巻)が発売となった。
『サンダーボルト』は、『ジークアクス』と同じく一年戦争から続く舞台で描かれたストーリー。一年戦争末期に戦火を交えた連邦軍兵士「イオ・フレミング」と、ジオン軍の傷痍兵「ダリル・ローレンツ」の2人を主人公に物語は展開された。
人間の四肢を切断して初めて操縦可能となる「サイコ・ザク」や、そのサイコ・ザクにガンダムの装甲を被せた「パーフェクト・ガンダム」など、独創的かつ異色のモビルスーツの活躍も同作の大きな魅力だった。
■「プレバンガンプラ総選挙」&「ガンダム総選挙」開催!
11月から12月にかけてバンダイナムコグループの公式通販サイト「プレミアムバンダイ」では、そこで発売された約750点のガンプラの中から、ファン投票で「BEST of プレバンガンプラ」を決める「プレバン総選挙2025」を開催。
延べ35万5000票の中から、7634票を集めて第1位に選ばれたのは、「MG 1/100 Ex-Sガンダム/Sガンダム(タスクフォースα Ver.)」だった。
同MSは雑誌企画から生まれた機体でゲームなどには登場するものの、いまだアニメ映像化はされていない。そんな隠れた名機が今年のプレバン総選挙で栄光に輝き、脚光を浴びることとなった。
またガンダムシリーズ公式サイト「GUNDAM Official Website」では、今年10月から「全世界“ガンダム"総選挙2025」を実施。こちらは世界中のガンダムファンの投票によって、ガンダムの全世界ランキングを決定するというもの。
11月に中間結果が発表され、トップ20には新旧の主役級ガンダムが顔をそろえた。同総選挙は12月25日で投票が締め切られ、気になる最終結果は2026年春に発表される予定だ。
2025年の締めくくりとして、今年話題になったガンダム関連の重大ニュースを厳選して振り返ってみた。そして年が明けた2026年1月には、前作から約4年半ぶりとなる劇場版『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』の公開が控えている。
さらにガンダム平成3部作のトリを飾る『ガンダムX』も放送30周年のメモリアルイヤーでもあり、どうやら2026年もガンダム関連の話題で大いに盛りあがりそうだ。


