「2025年ガンダム重大ニュース」令和のガンダム史に刻まれたトピックスを振り返り! 「ジークアクス旋風」に「ガンダムW30周年」、名作「サンダーボルト」完結も…の画像
DVD『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』(バンダイナムコフィルムワークス) (C)創通・サンライズ

 1979年に放送が開始されたテレビアニメ『機動戦士ガンダム』は、2025年で放送から46年が経過したが、今もなお映像作品、ガンプラなどを筆頭に新作が出続けている人気シリーズ。

 昨年(2024年)は、劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の公開から始まり、Netflixでは3Dアニメ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』が配信されるなど、ガンダムの話題に事欠かなかった。

 そしてまもなく終わる2025年は、それを上回るほどガンダム関連の話題が盛りだくさんで、多くのファンを熱狂させた。そこで新年を迎える前に、今年起こったガンダムにまつわる重大ニュースを厳選して振り返ってみたい。

■「ネット流行語100」2年連続で大賞受賞!

 12月11日、ドワンゴとピクシブが行った2025年の「ネット流行語100」が発表された。その年間大賞に選ばれたのが「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」だ。

 ちなみに2024年の「ネット流行語100」年間大賞は「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が受賞しているため、ガンダム作品が2年連続で大賞を受賞したことになる。

 2025年は、この『ジークアクス』から始まったといっても過言ではない。劇場先行版が1月17日より公開され、事前情報なしで映画館に行ったガンダムファンを驚愕させたことは記憶に新しい。「ジオンが一年戦争に勝利するIFストーリー」「シャアが乗る赤いガンダム」といった展開が、令和に描かれると誰が予想できただろうか。

 そして4月8日からは『ジークアクス』のテレビアニメが放送開始。多くの謎がちりばめられたストーリー展開にネット上ではさまざまな考察が飛び交うなど、毎週のように大きな反響を呼んだ。

■放送30年目の「任務、了解」

 「ガンダム平成3部作」とも呼ばれる『機動武闘伝Gガンダム』(1994年放送)、『新機動戦記ガンダムW』(1995年放送)、『機動新世紀ガンダムX』(1996年放送)。その中で、今年は『ガンダムW』が放送30周年を迎えた。

 30周年記念サイトにて記念映像「新機動戦記ガンダムW -Operation30th-」が公開。後期オープニング主題歌『RHYTHM EMOTION』にのせて描かれた美しい映像には、アニメの続編である小説版『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(KADOKAWA)の設定なども盛り込まれ、『ガンダムW』ファンを歓喜させた。

 さらには記念映像で新たに描かれた「ウイングガンダムゼロ クロークドカスタム」などの設定画を掲載した豪華記念本『30周年オフィシャルブック Operation 30th』(バンダイナムコフィルムワークス)も発売され、こちらもファン必携のアイテムとなっている。

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