「ebookjapan年間ランキング2025」発表! 男性ジャンル1位『キングダム』、女性ジャンル1位『薬屋のひとりごと』に続いたのは…!?の画像
ビッグガンガンコミックス『薬屋のひとりごと』第1巻(スクウェア・エニックス)

 2025年12月12日、電子書籍販売サービス「ebookjapan」は、2025年(1月1日~12月5日まで)のコミック売上上位を発表する「年間ランキング2025」を公開。

 その「男性(少年・青年)ジャンル」と「女性(少女・女性)ジャンル」それぞれのトップ10は以下のような結果となった。

 

■ebookjapan年間ランキング2025(男性)
1位 『キングダム』(原泰久/集英社)
2位 『メダリスト』(つるまいかだ/講談社)
3位 『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで(コミック)』(アラカワシン(作画)/戸倉儚(原作)/双葉社)
4位 『俺だけレベルアップな件』(DUBU(REDICE STUDIO)・Chugong・h-goon/piccomics)
5位 『転生したらスライムだった件』(原作:伏瀬 漫画:川上泰樹 キャラクター原案:みっつばー/講談社)
6位 『その着せ替え人形は恋をする』(福田晋一/スクウェア・エニックス
7位 『アオアシ』(小林有吾/小学館)
8位 『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』(原作:日向夏 作画:倉田三ノ路 キャラクター原案:しのとうこ/小学館)
9位 『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!』(著:大前貴史 原作:明鏡シスイ その他:tef/講談社)
10位 『SLAM DUNK』(井上雄彦/集英社)

 

 『キングダム』は、2022年から4年連続でのランキング1位となった。同作は古代中国を舞台にした作品、現在放映中のアニメや実写映画なども大好評の人気作だ。

 第2位には、フィギュアスケートを題材にしたスポーツ漫画『メダリスト』がランクイン。2025年にアニメ化され、2026年1月より早くも第2期が放送される。

 第3位には本来はサポート役である“付与術師”が、その秘めた力で無自覚に活躍する『雑用付与術師が自分の最強に気付くまで』がランクイン。まだアニメ化などはされていない作品だが、今後のさらなる飛躍が期待される注目作だ。

 

■ebookjapan年間ランキング2025(女性)
1位 『薬屋のひとりごと』(原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス) 作画:ねこクラゲ 構成:七緒一綺 キャラクター原案:しのとうこ/スクウェア・エニックス)
2位 『傷モノの花嫁』(原作:友麻碧 著:藤丸豆ノ介/講談社)
3位 『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』(漫画:白川蟻ん 原作:六つ花えいこ キャラクター原案:秋鹿ユギリ/KADOKAWA)
4位 『春の嵐とモンスター』(ミユキ蜜蜂/白泉社)
5位 『外科医エリーゼ』(漫画:mini 原作:yuin/KADOKAWA)
6位 『悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~』(漫画:白梅ナズナ 原作:まきぶろ キャラクターデザイン:紫真依/一迅社)
7位 『完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる(ガルドコミックス)』(漫画:綾北まご 原作:冬月光輝 キャラクター原案:昌未/オーバーラップ)8位 『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』(漫画:ほおのきソラ 原作:鳳ナナ/アルファポリス)
9位 『茉莉花官吏伝~後宮女官、気まぐれ皇帝に見初められ~』(漫画:高瀬わか 原作:石田リンネ/秋田書店)
10位 『ホタルの嫁入り』(橘オレコ/小学館)

 

 女性マンガでは、日向夏氏の大人気後宮謎解きエンターテインメント小説を原作とする『薬屋のひとりごと』が第1位を獲得。2023年、24年に続き、3年連続のランキング1位となった。同作はTVアニメ第3期の放送も発表され、劇場版も制作決定。ますます勢いが増しそうな一作だ。

 第2位の『傷モノの花嫁』は、幼い頃にあやかしにさらわれ“傷モノ”と虐げられてきた少女が結婚を機に取り巻く環境が一変するシンデレラストーリー。

 第3位にランクインした『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』は、大人気WEB小説が原作となっている。恋人とともに謎の死を遂げた少女が、死の前の記憶を持ったまま7歳の姿に戻るという物語だ。

 どちらのランキングでもランクインしたタイトルは、まさに今の日本を代表する漫画であるのは間違いない。未読の作品がある人は、チェックしてみてはいかがだろうか。

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