ドラマ初主演・柿澤勇人が破天荒な葬儀屋に挑戦!TBSドラマ『終のひと』が2026年1月に放送決定の画像
柿澤勇人主演ドラマ『終のひと』(TBS系)
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 2026年1月より、TBS系の深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」(毎週火曜深夜)にて、新ドラマ『終のひと』が放送されることが発表された。

 原作は清水俊さんの同名漫画『終のひと』(双葉社アクションコミックス刊)で、主演を務めるのは本作がドラマ初主演となる柿澤勇人さん。元刑事で余命わずかの破天荒な葬儀屋が、風変わりな依頼に挑むヒューマン・エンターテインメント作品である。

 主演の柿澤さんは、本作に臨むにあたって納棺など葬儀の知識について専門書を読み、専門家の指導も受けたという。さらに、役柄に合わせて髪を染めるなど、万全な準備を整えての挑戦となる。

 柿澤さんは「この作品のオファーをいただいた時期、僕は11年前に旅立った高校の同級生が眠るお寺で手を合わせていました」とコメント。また、原作を読んで自身の死生観が変わりつつあることを明かし、「一つとして同じ葬儀は無いこと、そして葬儀は遺された者たちのためでもあること……。このドラマを通して皆様の心のどこかに生きることと死ぬことについて少しでも何かを残すことができれば本望です」とメッセージを送った。

 また原作者の清水俊さんは「この『終のひと』は私の初連載作品であり、思い出深いと共に大事な作品です。それが今回映像化のお話をいただいた事は非常に光栄に思っています」とコメント。そしてドラマについて「いち視聴者として楽しみにしています」と述べ、作品への思いとドラマ化への期待を語った。

 原作の『終のひと』は、一見粗野なベテラン葬儀屋・嗣江宗助(しえ・そうすけ)と、仕事に忙殺され自分を見失ったエリート会社員・梵孝太郎(そよぎ・こうたろう)が、梵の母の急逝をきっかけに出会うところから始まる物語。

 嗣江と梵という正反対の師弟がさまざまな死や遺族と真摯に向き合う過程で、現代社会の家族、孤独、 老い、喪失、そして再生を描いたヒューマンドラマとして、多くの読者を魅了している。 

 誰にも起こり得る「身近な人の死」を描いた普遍的なヒューマンドラマであると同時に、令和という時代を切り取った一話完結の痛快エンターテインメント作品。ときにダーティー、ときにハードボイルド……型破りな葬儀屋である嗣江の活躍に期待したい。

【タイトル】ドラマストリーム『終のひと』
【放送日時】2026年1月スタート/毎週火曜深夜0時58分(※一部地域を除く、変更の可能性あり)
【配信】地上波放送終了後、「TVer」「TBS FREE」で見逃し配信
【原作】清水俊『終のひと』(双葉社アクションコミックス刊)
【出演】柿澤勇人

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