2018年から2025年3月まで『ヤングガンガン』で連載され、この秋にはアニメ第2期も放送され人気となった福田晋一さんの漫画『その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする』。
女子高校生・喜多川海夢が、同級生の男子・五条新菜の協力のもと、さまざまなコスプレを楽しむ様子を描く同作。コスプレがテーマのラブコメということで、実際のコスプレイヤーからの人気も高く、10月25日に東京・池袋で行われたハロウィンイベント「池袋ハロウィンコスプレフェス2025」でも『着せ恋』のキャラに扮した参加者の姿が目立った。
そんな中、同作で海夢もコスプレを楽しむキャラ・黒江雫のコスプレで来場者から撮影を求められていたのが福岡県在住のコスプレイヤー・安眠えいむさん。今回は、そんな安眠さんを取材し、衣装のポイントやこだわり、普段の活動などについて聞いてみた。
――まず、今回のキャラクターを選んだ理由を教えてください。
安眠さん フィギュアをたくさん買ってしまうほど『着せ恋』が大好きで。(黒江雫は)以前一度コスプレしたことがあるのですが、衣装がもったいないからもう1回着たいなと思って、今回またやることにしたんです。
――小道具やウィッグでこだわったところ、お気に入りポイントは?
安眠さん この衣装は買った衣装なのですが、このバラが気に入らなかったので、いろいろなバラを買って付け替えました。
――一番お金がかかった部分は?
安眠さん メイクです。『着せ恋』が「ビスクドール」という名前なので、少しドールメイクに寄せられるように頑張りました。特に目を一番こだわっていて、つけまつげは何が合うか探しながら仕上げました。
――ところで、何をきっかけにコスプレを始められたんですか?
安眠さん 友だち(橘あさひさん)がコスプレイヤーで、すごく長いことやっている子なんです。「一緒にやらない?」と誘われたことをきっかけに始めました。
――初コスプレ時の印象に残ってる思い出をお聞かせください。
安眠さん 最初は「水銀燈」ってキャラクターをやりました。まだウィッグも作ったことがなかったので、前髪はかなりガタガタで……。今は、当時よりうまくなったと思えます。
――グラビア活動もされているそうですね。
安眠さん はい。それこそ、グラビアですごく有名な友だちがいて、その子と一緒にイベントに出ることになったので始めました。
――グラビアへの抵抗はありませんでしたか?
安眠さん それほどなかったです。友だちがやっていたので「じゃあ一緒に」みたいな感じで、結構軽いノリで始めました(笑)。
――ご自身の体でのチャームポイントはどこですか?
安眠さん お尻周りですかね。撮っていただくのも得意です。
――ところで、普段は福岡にお住まいなんですか?
安眠さん はい。でも、東京のイベントにはしょっちゅう出ているので、月に2回ぐらいは東京に来ていますね。
――普段のお仕事は?
安眠さん ゲームのデザイナーをしています。オタクの延長線上という感じです(笑)。
――最後に、イベントに参加した感想をお願いします。
安眠さん 池ハロは今回が初参加でした。「アコスタ」は結構出たことがあったのですが、やはり東京は規模が大きいですね。コスプレイヤーさんもカメラマンさんも多いですし、こういう取材を受けるのも初めてだったので、とてもうれしい1日になりました!
■安眠えいむさん公式X
https://x.com/oyasumi_2110
■「池袋ハロウィンコスプレフェス2025」公式サイト
https://ikebukurocosplay.jp


