ドラマ『良いこと悪いこと』怪人物が続出…真犯人のカギは「忘れられた7人目」と「もうひとつの事件」!?の画像
ドラマ『良いこと悪いこと』(C)日本テレビ

 “黒塗りされた卒業アルバム”から始まった連続殺人事件を描く、ノンストップ考察ミステリードラマ『良いこと悪いこと』(日本テレビ系)。怒涛の展開が続く本作だが、11月1日に放送された第4話もまた、新たな伏線や驚きの事実が明かされるなど大きな話題を呼んでいる。

 ついに警察も動きを見せ始め、大きな進展が予想される第5話。その放送を前に、第4話の気になるポイントをおさらいしておきたい。

※本記事は『良いこと悪いこと』第4話の内容を含みます。

■忘れられた「7人目」の正体とは一体!?

 第4話では、桜井幹太(演:工藤阿須加さん)が身体に火をつけられ殺害されるというショッキングな展開が……。その一方で、心を閉ざしていた「ちょんまげ」こと羽立太輔(演:森優作さん)が、猿橋園子(演:新木優子さん)の説得の甲斐あって仲間に加わるという良い流れもあった。

 その過程で突如浮上したのが、高木将(演:間宮祥太朗さん)ら仲良しグループの「7人目」の存在だ。

 これまで高木たちは「6人組」として描かれていたが、今回、高木と小山隆弘(演:森本慎太郎さん)が思い出話をしていて“人数が合わない”場面があった。さらに終盤の回想シーンでは、ゲームをする羽立の後ろに「7人目」と思われる子どもの手足が映っている。長袖のトレーナーとジーンズを着用しているようで、男子のようにも見えるが、詳細は不明だ。

 実は「7人目」がいる説については、以前からSNSで話題となっていた。その根拠となったのはポスタービジュアル。高木ら同級生13人が小学生時代の写真を手にする姿が映っているが、その写真の日付欄の末尾には、単なる日付とは思えない数字が記されている。たとえば園子の場合、「66666゛」というように。

 そして、これらの数字を「トグル入力」で置き換え、キャストの名前で五十音順に並べると、「ぼくたちはなかよしななにん」の文章が浮かび上がってくるというのだ。今回、ついに作中で7人目の存在がほのめかされたことで、この考察は「考察班の人ほんと凄いよな!」「伏線回収ここか……」と再び大きな注目を集めている。

 園子も存在を覚えていないらしいところを見ると、この7人目はいじめに加担していなかったのだろうか。そもそも、“仲良し”と思っていたのはこの人物だけで、高木らのほうは友達と認識していなかった……という可能性もある。

 事件にどのような形でかかわっているのか、そしてその正体は誰なのか。分からないことだらけの「7人目」の存在が、今後の物語を読み解く鍵となることは間違いないだろう。

■またしても怪しい人物が登場…?

 第1話ぶりに登場した、気になる「6年1組」関係者もいる。それが、「委員長」こと小林紗季(演:藤間爽子さん)と、かつての担任であり現在は校長の大谷典代(演:赤間麻里子さん)だ。前者はなぜか職場のロッカーに卒業アルバムをしまっており、後者は病院で桜井の後ろ姿を意味ありげに見つめるなど、どちらも怪しさを漂わせている。

 特に大谷に関しては、ラストで彼女らしき人物が“夜の校舎で土のついたシャベルを引きずる”姿や、刑事が彼女の写真を手に取っていた描写から、事件に深くかかわっている可能性が高い。次回第5話では本格的に登場するとみられ、どのような動きを見せるのか要注目だ。

 そして今回明かされた新事実といえば、レトロスナック「イマクニ」の常連客・宇都見啓(演:木村昴)が刑事だったということ。これにはSNS上で「新事実すぎないか?」「刑事なの!笑」「ラストシーンにえっ!?だったんですが…」と驚きの声が相次いだ。

 宇都見が刑事と判明したことで、何らかの捜査でイマクニに潜入していたとも考えられる。だが、彼は一連の事件が発生する前から、店に出入りする常連だった。つまり、もし捜査のために店に来ていたとすれば、まったく違う事件を追っていた可能性が高いことになる。だとすれば彼は誰に目をつけていたのだろうか。店主である今國一成(演:戸塚純貴)か、あるいは高木将か。いずれにしても、一連の事件の裏にもっと大きな問題が潜んでいるように思えてならない。

 

 公式サイトあらすじで「事件が予想外の方向へ動き出す」と予告されている第5話。小林や大谷、宇都美といった新たな重要人物が加わり、物語はより複雑さを増していくだろう。ポスタービジュアルで示唆された「7人目に関するヒント」といい、本編以外のヒントも見逃せない。

  1. 1
  2. 2