大泉洋さん主演、野木亜紀子さんの“最強タッグ”によるドラマ『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日系)。10月21日の初回放送から、そのユニークな設定と謎めいた展開で大きな話題を呼んでいる。
大泉さん演じる主人公・文太に課された“世界を救う”仕事とは? 文太たちがなった「エスパー」とはいったい何なのか? 謎の女性・四季の正体は? すべてが不可解といってもいいほど、多くの謎が散りばめられていた第1話。さらに放送後、脚本の野木さんがSNSに投稿した“重大ヒント”も、視聴者に衝撃を与えた。
※本記事は『ちょっとだけエスパー』第1話の内容を含みます。
■謎多き女性・四季に注目が集まった第1話
普通のサラリーマン・文太がカプセルを飲まされ、いきなり「エスパー」となった第1話は、まさに“ハテナ”の連続となる展開。その中でも、特に気になるのは、やはり文太の“妻”である四季(演:宮﨑あおいさん)の存在だろう。初対面であるはずの文太をなぜか“本当の夫”と思い込み、無邪気な姿を見せる四季。宮﨑さんのピュアで可愛らしい演技も相まって、視聴者の多くが彼女の魅力に夢中になったはずだ。
そんな四季は作中では、エスパーについてもミッションについても知らないと説明されていた。しかしそんな中、第1話放送後に脚本の野木亜紀子さんがX(旧Twitter)に投稿した台本の写真が大きな注目を集めた。
台本の表紙には、「主要登場人物の顔イラスト+カプセル=それぞれの能力をあらわすマーク(まだ判明していない場合はハテナマーク)」という「計算式」が描かれている。その中には、文太たちエスパーに加え、四季のイラストが……。さらには文太をエスパー化した「ノナマーレ」の社長・兆(演:岡田将生さん)のイラストもあり、SNSでは「この2人もエスパーなの?」「どんな能力!?」と話題になった。
本編ではただの一般人のように描かれていた四季が、何らかの特別な能力を持っている可能性が示唆されたのだ。あるいは今後、エスパーとしての能力を見せるような展開が待っているのかもしれない。
そもそも、他にも適任者はいそうなものなのに、新参者である文太がいきなり四季の“夫役”に選ばれたのも大きな謎。四季の正体、ひいては2人の関係に何か大きな謎が隠されていることは間違いないだろう。
また、第1話ラストでは「ノナマーレ」という会社名がイタリア語の「NON AMARE(愛してはならない)」であり、文太たちに課された「人を愛してはならない」という“最も大切なルール”を表していると判明した。社名に込められた重要な意味が明かされるこのシーンには、視聴者から「伏線回収」「まさかそんな意味があるなんて」と驚きの声が寄せられた。
四季周辺の謎についても、今後こうした鮮やかな伏線回収で明かされることが期待される。
まだまだ謎だらけではあるものの、独特の魅力で視聴者の心を掴んだ『ちょっとだけエスパー』。この先どんな展開が繰り広げられるのか、多くの謎がどう明かされていくのか、気になることが盛りだくさんである。第2話も見逃せない回となりそうだ。


