■作中随一の威力を誇る「クロス・ボンバー」
作中随一の威力だったのが、ネプチューンマンとビッグ・ザ・武道の「ヘル・ミッショネルズ」が繰り出す「クロス・ボンバー」である。前後からのラリアットによって相手のマスクや首に致命的ダメージを与える技だが、もちろんただの連携技ではない。マグネット・パワーにより、破壊力を飛躍的に増大させることもできるのだ。
対戦相手のマスクを剥ぐ「マスク狩り」を主目的とするため、通常は力がセーブされているが、フルパワーにもなると首を吹き飛ばしかねない。『キン肉マン』に登場する必殺技の中で現実での再現が容易なものの1つでもあり、子どもたちがマネすると危険であると警鐘が鳴らされたものだった。
そして、完成度の高さで群を抜いているのが、「超神編」でキン肉マンスーパー・フェニックスとキン肉マンビッグボディの「ゴッドセレクテッド」が披露した「ゴッドブレス・リベンジャー」である。
実力者同士だけに、初タッグでありながら即座に実現。両者のフィニッシュホールドである「マッスル・リベンジャー」と「メイプルリーフクラッチ」を合体させたこの技は、作中屈指の破壊力を誇り、脱出不能とされる。そのため、ファンの間で作中でのコンビ技No.1に挙げられることも多い。
■合体技といえばやはりこれ!「マッスル・ドッキング」
最後はやはり、キン肉マンとキン肉マングレート(テリーマン)の「マッスル・ブラザーズ」が繰り出す「マッスル・ドッキング」だ。
必殺技の代名詞と言えるキン肉バスターとキン肉ドライバーを空中で合体させ、着地時に相手に大ダメージを与える。技の始まりにわずかな隙が生じることがあり、安定性という観点では「ゴッドブレス・リベンジャー」に一歩譲るものの、フィニッシュホールドとして多くの強豪タッグを撃破してきた。
ちなみに、キン肉ドライバーをかける側の負担がかなり大きそうに見えるが、単行本の39巻の質問コーナーにて作者から「テリーマンは陰で特別な修行をしているので大丈夫」というアンサーが出されている。
時代を経て、どんどん複雑化していく『キン肉マン』の合体技。新アニメではどんな演出で視聴者を魅了してくれるのか、今から楽しみだ。


