
8月16日と17日の2日間に渡って、有明・東京ビッグサイトで行われた同人即売会「コミックマーケット106(以下、C106)」。最高気温35度を超える酷暑の中、2日間で25万人を超える来場者を記録し、大盛況でイベントの幕が閉じられた。
例年通り、コミケ名物のコスプレイヤーが大勢来場する中、大きな注目を集めていたのが、グラビア文化がほとんどない韓国でグラビアモデルとして活動するピョ・ウンジさん。
ウンジさんは初日は屋上エリアで『ブルーアーカイブ』ヒビキのコスプレを披露し、2日目は猫風の衣装に身を包み、自身のサークルで最新写真集を頒布。今年1月には初のフォトエッセー『もっと前へ、そして「その先」へ―ピョ・ウンジはなぜグラビア不毛の地・韓国でグラビアモデルを始めたのか』(双葉社)を発売するなど大活躍の彼女に、インタビューを行った。
――今回は猫風かつ少しスタイルが強調される衣装です。グラビア活動をされていることもあり、普段から意識して体型維持を?
ウンジ:もともと運動は頑張っていて、パーソナルトレーニングにも頻繁に行っています。最近だと、それに加えて姿勢を矯正するようなクリニックに通ったりもしています。とは言うものの、最近少し太っちゃいまして……(笑)。でも、ファンの方的には太ったほうがいいのか、喜んでくれたので結果的にはよかったです!
――衣装のポイントを教えてください。
ウンジ:きょうはファンの方と近い距離感で会うので、1日目のコスプレよりもラフに接することができるようにと思って。
――最新写真集には猫をイメージしたものもありましたが、ご自身に猫っぽさを感じることは?
ウンジ:確かに日本は犬っぽい、猫っぽいって表現がありますよね(笑)。それで言うと、ファンの方からは猫よりハムスターっぽいって言われることのほうが多いですね。
――「ハムスターっぽい」と言われるのはうれしいことですか?
ウンジ:正直、難しいところで……。もちろんかわいいのでうれしさもあるんですけど、ハムスターってちょっとアホっぽい一面もあるので、そういったところを考えると「どうなんだろう……」って思っちゃう(笑)。
――複雑なんですね(笑)。日本での活動が多くなったからか、日本語がすごくお上手になられましたね。
ウンジ:本当ですか(笑)。勉強はしているんですけど、全然上達していなくて……。でも、その場の空気を読んで「大体こういうことを言ってるんだろうな」って感じられるようにはなってきました。
――すごいですね。これまでのコミケでハプニングに見舞われたことはありませんでしたか?
ウンジ:初めて参加したのが去年の夏コミだったんですが、事前知識がない状態で撮影だけしてもらおうと思って広場に行ったら、めちゃくちゃ暑いし、人も多いしでびっくりしました。一番大変なことでした。
――ちなみに、日本に初めて来られたのはいつなんですか?
ウンジ:仕事関係なく初めて来たのは20歳のときです。ちょうど友だちが日本に留学してて、その子に会いに来たんです。
――そのときの印象に残っていることはありますか?
ウンジ:韓国人が日本旅行するのが普通になったのは最近で、当時はあまり頻繁にあることではなかったんです。なので、あまり詳しいことを知らずに来たこともあり、いろいろなことが刺激的で楽しかったことを覚えています。一番記憶に残っているものは、日本のプリンです。めちゃくちゃ美味しくて帰ってからも全然忘れられなくて、妹にもずっとおすすめしていました。
――韓国のプリンとは違うんですか?
ウンジ:そもそも韓国は日本ほどプリンがメジャーではなかったんです。ここ最近になって、やっと日本風のプリンが韓国に輸入され始めましたね。
――今回も日本のプリンを楽しんでください。最後に、C106に参加した感想をお願いします。
ウンジ:まず、猛暑の中でも足を運んでくださるファンの方々に感謝しかないです。愛を持って来てくれるその情熱を尊敬しながら、楽しんでいきたいと思います!
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■「コミックマーケット106」公式サイト
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