
1990年より「漫画アクション」で連載が始まり、1992年にテレビアニメ放送がスタートした『クレヨンしんちゃん』。1993年公開の劇場版第1作『アクション仮面VSハイグレ魔王』からこれまで、劇場映画は延べ31作品。そして、2025年にはシリーズ第32作『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』が8月8日(金)より全国公開される。
■インドに「しんちゃんコール」響く!ダンスイベントに現地ファン100人が大集合!
本作の舞台となるのは、映画製作本数世界一位の映画大国・インド。カスカベ防衛隊がインドに渡り、大騒動を巻き起こすダンスエンターテインメント作品となっている。SNSでもたびたび話題になり、癒し系キャラとして知られるボーちゃんに“異変”が起こるというストーリー展開も注目を集めている。
公開に先立ち、7月中旬には、ゲスト声優として“ウフンアハーン”役を務めたお笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二さんと、野原しんのすけがインド・ムンバイに上陸した。
しんのすけがインドの映画館「Infinity mall Andheri / PVR CINEMAS」に登場すると、さっそくダンスイベントがスタート! 会場にはインド現地のファン約100名が詰めかけ、「しんちゃ~ん!」の歓声が飛び交うなか、現地ダンサー「ナマステダンサーズ」とともに人気楽曲『オラはにんきもの』を披露。続けて行われたダンスレッスンでは、子どもたちが目を輝かせながらしんのすけと踊り、会場全体が大きな熱気に包まれる。
参加した子どもたちは「しんちゃんに会えてとても嬉しいです」「彼はナイスガイでキュートでファニー!」「もっと頻繁にインドに来てほしい」と大満足。イベントは大熱狂の中で幕を閉じ、終始しんちゃんへの声援と笑顔があふれ『クレヨンしんちゃん』の海外における人気度の高さがうかがえる時間となった。
■「週7日放送」現地のクレヨンしんちゃん人気に仰天!
イベント後、しんのすけは1969年創刊のインド最古のヒンディー語児童向けコミック誌『ロットポット・コミックス(Lotpot Comics)』を訪問。『映画クレヨンしんちゃん』が同誌の表紙をジャックしたうえ、誌上では史上初となるヒンディー語翻訳版のしんちゃん漫画ストリップが展開されており、現地紙面でもファン層を広げている。
その後、しんのすけと合流した小峠さんは、ユネスコ世界文化遺産にも登録されているムンバイのチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅にてインタビューに応じた。今回が小峠さんにとって初めてのインド訪問となり、「(映画に)出てくる登場人物の方々が、本当にそこら辺にいるようで、街並みも映画そのものだなと感じました」と本作の舞台としてのインドの再現性に驚愕。
また、しんのすけのダンスイベントの様子については、「インドのお姉さんと踊ってたの、見たよ。デレデレして! 男性のダンサーのときと違うじゃない」と、しんのすけの“おねいさん好き”ぶりにツッコミを入れながらも、その盛り上がりに目を見張った様子だった。さらに「クレヨンしんちゃんはインドで週7日オンエアで18年間続いている。老若男女みんな知っている。子どもが“しんちゃーん!”って追いかけてくる。すごいよ、本当にびっくりした」と語り、その国民的な人気ぶりに驚きを隠さなかった。
『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』は、インドでも9月26日に劇場公開されることが決定しており、現地の熱気としんちゃん人気の高まりは今後さらに注目を集めそうだ。インド文化とアニメが融合した本作が、この夏どのような盛り上がりを見せるのか……。8月8日の公開に向け、期待は高まるばかりだ。夏休みはインドパワー全開の華麗(カレー)なショーに熱狂しよう!
なお、しんのすけと小峠さんのインド旅の模様は、テレビ朝日系『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』特別編として、8月10日(※一部地域を除く)に放送される予定だ。