「こんなスゴイ映像になるのか…」無限城編にも期待大!アニメ『鬼滅の刃』、原作ファンが感服した「圧巻演出」の数々の画像
(c)吾峠呼世晴/集英社 (c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

 三部作で公開されることが決定し、第一部が7月18日に公開される『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』。そのサブタイトルが「第一章 猗窩座再来」となったことが発表された。

 サブタイトル以外にも、6月28日に公式サイトで、本編映像を使用した本予告の公開と第2弾のキービジュアルも発表。キービジュアルでは上弦の参・猗窩座の顔が大きく描かれ、その瞳の中には険しい表情で刀を構える炭治郎の姿が映っていた。

 本予告では鱗滝さんのナレーションを背景に、戦いに挑む柱のメンバーの姿が個々に描かれ、その後上弦の弐・童磨と蟲柱・胡蝶しのぶが激しく刃を交える様子が映し出される。さらには「久しぶりだな、善逸」という謎の声の人物に相対する、普段とは打って変わってシリアスな表情の我妻善逸。そして主題歌のタイトルと、Aimer、LiSAという歌手名テロップの後に、今回のメインの戦いの相手となる猗窩座の姿とサブタイトルが公開された。

 アニメ『鬼滅の刃』は映像のクオリティが高いことでも知られている作品だ。これまでのテレビアニメでも、「こんな映像になるのか……」と原作ファンもうなるアニメならではの演出が多かった。今回は『無限城編』でもクオリティの高い映像が見られることに期待しつつ、これまでアニメ『鬼滅』で描かれたすごすぎる演出を振り返りたい。

 2019年から始まったアニメ『鬼滅の刃』だが、その人気を確固たるものにした決定的な回がある。それが『竈門炭治郎 立志編』の第19話「ヒノカミ」という、炭治郎&禰豆子の兄妹が繰り広げた「那田蜘蛛山編」での死闘が描かれたエピソードだ。中でも炭治郎と下弦の伍・累との息をつく暇もないアクションシーンは「アニメを見ている」というよりも「体験している」と言ったほうがいいような臨場感だった。

 これほど滑らかに動く、力の入ったアクションシーンがテレビアニメの中で見られたことに驚いた記憶がある。もちろん普段アニメを見ない層からも「今のアニメってこんなにすごいの?」と大きな話題を集め、翌日たちまちSNSで話題になっていた。

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