
『ガンダム』シリーズのテレビアニメ最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』(日本テレビ系)の第8話「月に墜(堕)ちる」が5月27日に放送された。
この回では、一年戦争末期のエピソードが描かれたり、待望の新機体が登場したりと盛りだくさんな内容だったが、物語終盤には謎に包まれた新キャラまで登場。その容姿や話し方がとある人物に酷似しており、大きな話題を呼んだ。
※本記事には『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』第8話の内容を含みます。未視聴の方はご注意ください。
■謎の男は、いったい何者なのか…
第8話では、ジオンに保護された「ニャアン」が、グラナダにて「ジークアクス2号機」にあたる新機体「GFreD(ジフレド)」のパイロットに抜擢される顛末が描かれた。そこにまつわる展開も波乱万丈だったが、物語の最終盤にさらに気になる新キャラが現れた。
その人物の名は「シロウズ」。宇宙港にて「ティルザ・レオーニ」という女性と一緒にいた人物だ。シロウズは、これから向かう先で「レオ・レオーニ博士」とともに働けることが嬉しいと語る。
ティルザはレオーニ博士と近しい人物だと思われ、これから向かうのは「イオマグヌッソの建設現場」であることも二人の会話から判明する。
さらにティルザは「ガンダム・フレド」という機体にも言及。これはおそらく、ニャアンの新たなガンダム「ジフレド(GFreD)」のことと思われる。さらに「あとはシャロンの薔薇の行方さえ分かれば……」という意味深な言葉を漏らしていた。
その会話中、シロウズの長い前髪からチラッと見えた顔は、シャアの素顔によく似ている。印象的な青い瞳も共通し、声や話し方もどことなくシャアを彷彿させた。
また「シロウズ」は、日本語の「4(し)」と作中に出てくる謎のワード「薔薇(ローズ)」を組み合わせた名前にも聞こえる響きだ。
シャアこと「キャスバル・レム・ダイクン」は、「エドワウ・マス」「シャア・アズナブル」と名前を変えていき、アニメ『機動戦士Zガンダム』では4つ目の名前「クワトロ・バジーナ」を名乗った。この「クワトロ」も「4」を意味する数詞である。
シロウズの正体はシャアか、それとも似ているだけの別人なのか。その正体はいまだ不明だが、こうした奇妙な一致は単なる偶然だろうか。