「志尊淳と横浜流星が共演してたの!?」アラフォーママが『烈車戦隊トッキュウジャー』を予備知識ゼロで観てみた!の画像
DVD『烈車戦隊トッキュウジャー Vol.1』(TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)) (C)2014テレビ朝日・東映AG・東映

 現在放送中のドラマ『恋は闇』(日本テレビ系)で、きな臭い週刊誌ライターを演じて存在感を放っている志尊淳さん。甘いマスクとは裏腹に、どこか裏のある役を演じることの多いイメージがありますが、本作でもそういう雰囲気をこれでもかと醸し出しています。

 2.5次元舞台『テニスの王子様』で俳優デビューを果たした志尊さんは、漫画やアニメを原作とするドラマにも数多く出演し、その徹底した役作りでも知られています。そんな彼の名が世間に広く知られるきっかけとなった、原点ともいえる作品が『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)。今回、予備知識ゼロでママライターが鑑賞してみました!

※本記事には作品の内容を含みます

■志尊さんは“裏のある”役柄が似合う…?

 『恋は闇』で、岸井ゆきのさんとダブル主演を務める志尊淳さん。岸井さん演じる情報番組のディレクターとともに連続殺人事件を追う週刊誌のライター役ですが、どうもいろいろときな臭い。警察が発表していない内々の情報をいち早くゲットしてスクープを飛ばしたり、取材協力を渋る相手に対し「昔誘拐された」と嘘をつき同情を誘って欲しい動画をゲットしたり、世の中をあまり疑わない岸井さんのハートをいとも簡単にゲットしたり、なにより事件の真犯人を匂わせる演出が散りばめられてもいるのです。 

 とてもハマリ役だと思うのは、筆者だけではないはずです。以前から、どうも裏がある、一筋縄ではいかない、そんな役柄が似合うイメージがありませんか。筆者が志尊さんへのそんなイメージを強めたのは、映画『帝一の國』でした。愛嬌たっぷりのぶりっこで、猫ちゃんポーズをして「にゃん」なんて言っているわりにはなんだかいつも目が笑っていない。主演の菅田将暉さんを徹底的に補佐しつつごろにゃんしていたのに……! 実際、単にかわいいだけではない活躍を見せ、物語を盛り上げてくれました。

 そんな役柄がハマりまくっていたせいで、なんだかイマイチ好きになれませんでした。

 さらに本作の番宣で、志尊さんと菅田さん、間宮祥太朗さんが2017年5月1日放送『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)に出演した際のこと。間宮さんが全身茶色のイノシシルック(サイズ感は波平の肌着&ステテコサイズ)で登場し、そのことで一般女性たちから敬遠されまくるのですが、そのシーンで思い切り笑っているのを見て、「やっぱり、裏があるのか……!?」と思ってしまったものでした。

 さて、そんな志尊さんの過去を遡ると、2011年にナベプロの養成所「ワタナベエンターテイメントスクール」を卒業して間もなくの同年7月に、2.5次元舞台『テニスの王子様』2ndシーズンの向日岳人役で俳優デビューしますが、本来は1年間の養成期間が必要なのに、3ヶ月目で同舞台のオーディションを受け合格したエリート。さらにその優秀さを物語っているのが、2014年、若手俳優の登竜門とされている特撮ヒーローの主演に抜擢されたことです。

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