「かわいすぎる!」西内まりやが魅せた「実写化作品」華麗なるキャラ遍歴 クール美女からオナラ女子まで…の画像
西内まりや(写真/ふたまん+編集部)

 俳優の西内まりやさんが5月15日、自身のX公式アカウントなどを通じて、芸能界を引退することを発表した。2025年に入ってからはSNSの更新も止まっており、5月末でエージェントとの契約も終了するという。世間は突然の発表に大きなショックに包まれた。

 西内さんといえば、2007年にファッション誌『ニコラ』(新潮社)の専属モデルとして活動開始し、2008年7月の日本テレビ系ドラマ『正義の味方』以降、女優としても大活躍をした。

 170センチの長身にスラリとした抜群のスタイルを持つ西内さんは、2016年の映画『CUTIE HONEY -TEARS-』の如月瞳/キューティーハニー役のように、漫画やアニメの実写化作品に出演することも多く、さまざまなキャラを見事に演じてきた。

 今回は、これまで西内さんが実写化作品で見せた華麗な姿や意外な演技を振り返りたい。

■ギャル役がハマった『スイッチガール』にSP版も放送された『GTO』

 西内さんのドラマ初主演作となったのは、あいだ夏波氏による同名少女漫画を原作としたドラマ『スイッチガール!!』。同作は2011年からフジテレビTWOで2期にわたって放送された作品で、2013年にフジテレビでも放送となった恋愛ドラマだ。

 西内さんが演じたのは、家の外ではメイクも服装もきちんとした人気者のギャルだが、誰も見ていないところでは自堕落な生活を送る、中身はおっさんそのものという「スイッチ」がある女子高生の主人公・田宮仁香。

 冒頭からすっぴんの呆けた顔でゲームをしたり、糸の出たボロボロの下着を着用したり、わき毛を毛抜きで抜いたり、はては親友の前でオナラをしたりという衝撃的なシーンが多数あり、西内さん自身のクールビューティな印象との落差に驚いた人もいるかもしれない。

 ラブコメ作品として恋愛シーンも見どころたっぷりで、西内さんの演じる役のギャップが魅力的なドラマだった。

 続いて出演した実写化作品は、2012年版のドラマ『GTO』(フジテレビ系)。藤沢とおる氏による『週刊少年マガジン』(講談社)連載漫画が原作で、一世を風靡した1998年に反町隆史さん主演で放送されたドラマのリメイク作品。主演の鬼塚英吉をEXILEAKIRAさんが務めたことも話題となったドラマだ。

  西内さんが演じたのは葛城美姫という、元不登校の女子生徒。1998年版ドラマには登場しておらず、『GTO』本編完結後に連載された『SHONEN 14DAYS』に登場したキャラだ。シリアスなキャラを演じきり、お茶の間からの知名度を一気に上げたきっかけとなった。

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