■まさか「覇王色の覇気」使いに……!?
2年前の時点から覇王色の素質をみせ、厳しい修行を経てしっかりと覇王色の覇気を使いこなし、体にまとうレベルにまで至ったルフィ。鬼ヶ島での百獣海賊団との戦いのなかで、覇王色を保有する可能性がみえたゾロなど、麦わらの一味には「数百万人に一人」とされる“王の資質”の持ち主が複数いると思われる。
そしてウソップは、覇王色関連と思われるウソをついた場面が何度かあり、それが現実になったらウソップまで覇王色の覇気持ちになる……かもしれないのだ。
一度目はドレスローザ編の713話にて、戦闘の余波を感じながら「実は今の揺れこそが おれの“覇気”だ」と語ったシーン。それを聞いたトンタッタ族は「魚人島であなたが5万人の悪者を倒したというあの技!!?」と反応していた。
そして二度目は鬼ヶ島編の1024話にて、ビッグ・マムの覇王色の覇気で兵たちが次々気を失っていったとき、ウソップは「おれの前で意識は保てねェ!!」と発言したシーン。
まるでウソップが覇気で敵を気絶させたように聞こえる真っ赤なウソだが、これがもし真実になるとするなら、ウソップまで覇王色の覇気に目覚めることになる。
ルフィ、ゾロに続いてウソップまで覇王色の保有者となったら、麦わらの一味の戦力はとんでもないことになるだろう。
さすがに実現しないと思う人が多そうだが、エッグヘッド編のあと、ウソップが憧れ続けた巨人族の国「エルバフ」が舞台になった。これまでの流れを考えると、この憧れの地でウソップが覚醒する可能性もゼロではなさそうに思えてくる。
これまでについたウソがどんどん現実のものになっており、もはや予言の域になりつつある「ウソップのウソ」。物語は重要な局面に入り、何が起こっても不思議ではない状況だからこそ、ウソップのついたウソが本当になる可能性を注視していきたい。