
圧倒的な美しさと確かな演技力で知られる北川景子さん。4月放送開始のドラマ『あなたを奪ったその日から』では「復讐に燃える母親」を演じると発表されており、すでに多くのファンから期待が寄せられている。
北川さんは実写化作品に出演する機会も多く、その美貌と演技力の高さで作品を彩ってきた。作中で繊細な表情を見せたり、冷酷な女性を演じたり、さまざまな役柄をこなしている北川さん。その見事な演技を振り返っていこう。
※本記事には各作品の内容を含みます
■二面性が恐ろしかった『約束のネバーランド』
原作:白井カイウさん、作画:出水ぽすかさんによる漫画『約束のネバーランド』の実写化作品で、北川さんは物語のキーパーソンであるイザベラを演じている。本作は浜辺美波さん主演の話題作で、2020年に公開された。
北川さんが演じたのは、主人公のエマたちが暮らす孤児院「グレイス=フィールドハウス」の「ママ」であるイザベラだ。彼女は子どもたちにとってまさに母親代わりで、その優しさで孤児院全体を包み込んでいる存在だった。常にほほえみを浮かべ、子どもたちを見守る姿からは彼らに対する愛情が感じられる。
しかし、彼女は裏で子どもたちを“食用児”として“出荷”していたのだ。非常に賢くそつがないために隠されていたその本性は、冷酷かつ恐ろしいものだった。柔和なほほえみが一瞬で消え、完全な無表情になるシーンなどにはゾクリとさせられてしまう。
特に物語中盤、ノーマンの“出荷”を前に涙するエマに「あなたは何もできなかった。騒いでも無駄よ」とささやくところは、イザベラの美しさと残酷さがよく表れているシーンだ。いつものように“優しいママ”のように振る舞いながら、エマだけに聞こえるように残酷なことを言う姿からは、彼女の二面性がまざまざと伝わってくる。とにかくギャップが恐ろしいキャラクターだった……。
■美しすぎるビジュアルに圧倒!『パラダイス・キス』
北川さんの美しさが前面に押し出されている実写化作品と言えば、2011年公開の『パラダイス・キス』だ。本作は矢沢あいさんの漫画『Paradise Kiss』を原作としており、主人公である早坂紫を演じた北川さんは、圧倒的なビジュアルでファンの心を掴んだ。
紫はスカウトをきっかけにモデルの道を歩み始め、それと同時にクセが強いデザイナーの卵・小泉譲二(ジョージ)との恋愛に突き進んでいく。
そんな彼女が“学生”から“モデル”になる時の驚異的な変貌は、本作の見どころのひとつだ。学生服を着ているだけでも十分に美しいが、色とりどりの服を身にまとうことで圧倒的な存在感と魅力を放つようになる紫。その息をのむほどの美しさを表現する上で、モデルとしての経歴もある北川さんはまさにハマり役だった。
特にモデルとしてファッションショーに出るシーンは圧巻の一言に尽きる。真っ青のゴージャスなドレスを着て、高貴な表情を浮かべながら堂々とランウェイを歩く紫。退場後に観客が拍手喝采する中、舞台袖でジョージと情熱的なキスを交わすシーンも含め、本作最大の見せ場だった。