
2015年に発表され、そのショッキングで謎めいたタイトルと切ないストーリーで注目を集めた、住野よるさんのベストセラー小説『君の膵臓をたべたい』(双葉社)が、2025年4月5日・6日に朗読劇として上演されます。本作で、主人公の「僕」を演じるのは、梶裕貴さん。本作で主人公の「僕」を演じる梶さんに「キミスイ」の魅力を語っていただきました。
――今回のオファーを聞いたときの気持ちを教えてください。
梶裕貴(以下、梶) 以前から住野先生の作品が好きで拝読していましたし、自分のYouTubeでも『よるのばけもの』(双葉文庫)という作品を朗読させていただいているので、驚きとともに嬉しい気持ちでした。
本作はこれまでにも、映画やアニメなど、さまざまな形でメディア化されてきたタイトル。今回、朗読劇という形で自分が携わらせていただけるご縁に感謝しています。
――公式サイトのコメントで「原作小説が出版された当時に拝読し、住野よる先生の描かれる物語世界に、とても新鮮な衝撃を受けたことを覚えています」と仰っていました。
梶 初めて原作を読んだのは、もう10年も前のこと。なので当時と、そこから時間が経過した今の自分が感じるものが違って面白かったですね。やはり、改めて心に残る作品だなと感じました。読み進めていく中で「僕」と桜良の気持ち、どちらも理解できたような気がします。
ただ、自分がいざ「僕」を演じるとなってから読む朗読劇用の脚本は、また受け取る印象が違いました。きっと、実際に舞台上でお芝居をする時には、また違った感覚があると思うので、その辺りも含めて、すごく楽しみです。