ガープ、つる、スモーカー…レベルがちがいすぎる?『ONE PIECE』海軍本部中将の実力に大きな格差が?の画像
TV ONE PIECE ワンピース 14thシーズン マリンフォード編 piece.9 ©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 『ONE PIECE』に出てくる海軍本部は元帥を筆頭に大将、中将、少将……と続き、大将クラスになると四皇の船長や最高幹部でないと対応できないほどの戦力を持っている。しかし、その一つ下の階級の中将となると、実力に格差があることがたびたび話題になっている。

 モンキー・D・ガープのように大将に匹敵するかそれ以上の実力者もいれば、バルトロメオに完敗する中将もいるなど実力差が大きい。そこで今回は、海軍本部中将の実力の格差について考察していこう。

■海軍本部中将とは?

 海軍本部中将は大将に次ぐ階級で、大将は規格外の存在が就任する特殊な役職でもあるため、事実上、現場のトップともいえる海兵だ。中将はさまざまな現場で陣頭指揮を執っており、大きな事件があると出向く場合も多い。実際、マリンフォード頂上戦争前の王下七武海召集の際は女ヶ島の近海でモモンガ中将が指揮をとり、ドフラミンゴの王下七武海脱退のニュースによって混乱するドレスローザにはバスティーユ中将やメイナード中将らが派遣されていた。

 その実力は一般の海兵と比べるとかなり高く、中将以上になると2種類以上の覇気が使えることが事実上の必須条件となっている。中将に限らず、海軍将校は基礎戦闘力が高く、悪魔の実の能力者も少なくない。さらに世界政府の関係者が扱う武術「六式」を使える場合もあり、ルフィもマリンフォード頂上戦争では「一人一人が強ェな!!!」と悪戦苦闘していたほどだ。

 現状、大将は3人分しかポストはないが、中将の数はかなり多くなっている。ガープやつるはロジャー世代の海兵で、ガープに至っては海軍大将になりたくないために中将の座に居座り続けている。

 モモンガ、ドーベルマン、ヤマカジ、オニグモ、ストロベリーといった中堅どころの中将は、『ONE PIECE FILM Z』で描かれたように、元海軍大将「黒腕のゼファー」の教え子としてさまざまな現場で活躍している。

 その他にも、スモーカー(海軍GL第5支部基地長を兼務)やヴェルゴ(後に離脱)、ドール、ブルーグラスなどの中将も高い実力を持っていた。あまり知られてはいないが、「桃兎」ギオンや「茶豚」トキカケといった、海軍大将と同じように「色+動物」の異名がついている者もいる。

■海軍本部中将が5人出陣! バスターコール

 本部中将が関連する海軍の命令といえば「バスターコール」が挙げられる。これは10隻の軍艦と5人の中将が出陣し、圧倒的な戦力による大規模な無差別攻撃を行うことを意味している。

 中将5人というのは、一般人や中程度の実力を持つ海賊にとっては絶望的な戦力だ。実際、オハラのバスターコールでは、当時中将だったクザン(のちの青キジ)やサカズキ(のちの赤犬)も参加しており、島が焦土と化すほど凄惨な結果が生み出された。のちの大将が二人も参戦していた、最強で最悪のバスターコールだったともいえるだろう。

 さらに、エニエス・ロビーでもバスターコールが発動されている。参加したのは、モモンガ、ドーベルマン、ヤマカジ、オニグモ、ストロベリーの5人である。

 この時の中将たちは軍艦の上で陣頭指揮を執り、仲間の軍艦への砲撃を命じるなど冷酷な精神性も見せている。仮に本格的に中将が戦闘に参加していれば、当時のルフィたちの実力では全滅していてもおかしくなかった。

 エッグヘッドでもバスターコールが発令されているが、このときは5人どころか9人の中将の姿が確認されている。

 しかし、ここではニカ化したルフィに加え、巨兵海賊団の参戦、鉄の巨人から発せられた強大な覇王色の覇気などもあったために目的を達成できず、海軍や世界政府側にとっては大きな失態といえる結果となってしまった。

 バスターコールにおいては、実力だけでなく無差別攻撃に耐えうる精神力も必要だ。実際にオニグモ中将は躊躇する部下を容赦なく撃ち抜き、「一瞬の気の迷いで 取り逃がした凶悪犯から おめェ…  未来を守れるのか?」と冷たく言い放っている。海軍が掲げる「絶対的正義」を体現できなければ中将にはなれないということがよく表されたシーンだ。

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