■海賊王の右腕と深い仲! 先々代皇帝はBARの女店主?
シャボンディ諸島の13番GRにある酒場「シャッキー'S ぼったくりBAR」を構える女店主“シャッキー”こと「シャクヤク」。1059話にて、彼女こそがアマゾン・リリーの先々代皇帝であることが明らかになった。
シャッキーはルフィたち麦わらの一味がシャボンディ諸島に到着した際に、シャボンコーティング屋を探すのに協力。ルフィには冷蔵庫の食料まで快く提供している。
そのシャボンコーティングを請け負った人物が、“海賊王の右腕”“冥王”といった異名を持つシルバーズ・レイリーである。シャッキーとレイリーは半同棲状態を続けており、ほぼ事実婚という親密な間柄にある。
シャッキーは、少なくとも40年ほど前までは海賊をしていたようで、ルフィの祖父であるガープに追い回されたこともあるという。
過去にガープとやりあい、今でもゴロツキを軽く締め上げる手腕を見ると、彼女も相当な実力を秘めているのは間違いないだろう。
ちなみにコミックス90巻に収録されたSBSのコーナーで「シャッキーとロックスには関係があるのか?」という質問に対し、作者の尾田氏はとても分かりやすく、はぐらかしていた。グロリオーサはロックス海賊団のクルーだったが、シャクヤクも何か関係があるのかもしれない。
アマゾン・リリーの皇帝たちはハンコックを筆頭に、個性派というだけでなく、おどろくべき経歴を有していた。とくにグロリオーサとシャクヤクの2名の過去は、もっと深堀りしてほしいところ。また作中では、先代皇帝は「恋焦がれ死」したといわれており、それがどんな病で、どのような人物だったのかも気になる。