2024年10月11日の23時40分よりフジテレビ系にて放送開始となるアニメ『ドラゴンボールDAIMA』。同作の本予告映像が9月4日に公開となり、ファンの間で大きな話題を集めている。
同作は漫画『ドラゴンボール』の作者である鳥山明さんが原作、ストーリー、キャラクターデザインを手がけたアニメ。どのような作品になるのか、PVから見えてきた新情報や、今後の展開にまつわる謎について迫りたい。
■PV冒頭のナメック語の意味とは?
今回の発表での注目は、「ようこそ、大冒険へ!!」だったキャッチコピーが「ようこそ、大魔界へ!!」に変わり、物語の舞台が「大魔界」であることが明らかになった点だろう。
そしてPVは、「プピリットパロ」とナメック語と思われる謎のセリフから始まるもの。「プピリットパロ」といえば、フリーザ編でデンデがナメック星の神龍・ポルンガを召喚する際に「タッカラプト ポッポルンガ プピリット パロ」という呪文を唱えていたが、今回は微妙に違うものだった。
「魔界」そして「ナメック語」となると、連想されるのはかつて地球の神から悪の部分が分離して誕生した「ピッコロ大魔王」ではないか。
ピッコロ大魔王は、世界征服の野望とともに悟空の前に立ちはだかり、最終的には悟空によって倒されたキャラ。2023年10月に公開されたティザームービーでも、ピッコロ大魔王もしくは神様と思われる人物の片目が一瞬描かれている場面があり、同作で重要なキャラとして登場する可能性は大いにある。
ただ、本編ではピッコロ大魔王は「魔族」を自称していたのみで、その他「魔界」との関わりを示すものはなかった。ナメック星人と「魔界」の関係が新たに描かれるのか、『ドラゴンボールDAIMA』の物語は多くの謎が明かされる内容になるかもしれない。
また「大魔界」と聞くと、魔人ブウ編でバビディの手下として登場した「暗黒魔界の王」ダーブラも気になるところ。
ダーブラは、バビディの魔術によって配下となったキャラ。初登場時に「暗黒魔界の王」と呼ばれたことから、「大魔界」がダーブラとの関連を示唆している可能性も捨てきれないだろう。