■伝説の侍の子孫である道場師範
ロロノア・ゾロの師匠である、剣道道場の師範「コウシロウ」も何か重要なことを知っていそうな人物だ。彼の本名は「霜月コウシロウ」で、ルーツはワノ国にある。そして父は霜月コウ三郎であり、ワノ国の英雄である霜月リューマの子孫ということになる。
ゾロの師匠というだけでなく、伝説の侍の子孫でもあるコウシロウ。それに、実は大きな組織との接点まで見え隠れしている。
コミックス60巻に収録された第589話にて、革命軍の船がシモツキ村らしき場所に停泊する過去の回想シーンが描かれた。そのときドラゴンたちは食料を「道場で恵んで貰いました」と語っており、これはコウシロウの道場ではないかと思われる。
そうなると、革命軍とコウシロウの間にも何か関係があるのかもしれない。
霜月リューマの子孫にして、革命軍ともかかわりがあるというのなら、何か重大な事実を知っていたとしても不思議はない人物のひとりである。
世界の真実を知る者といえば、ラフテルへ到着したロジャー海賊団のメンバーや、世界政府の上層部などが思い浮かぶ。だが、真偽はさだかではないが、意外なキャラのなかにも事情通が潜んでいる可能性も十分考えられる。この世界の真実を知る人物はどれだけいるのか、今後の展開を見守りたい。