『ONE PIECE』Dr.くれはにシャクヤクも…!? 実は「すべてを知っていそう」な意外なキャラの画像
「ONE PIECE ワンピース 20THシーズン ワノ国編 piece.19」(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 尾田栄一郎さんの人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』が最終章に突入して久しい現在、世界の真実が明かされたり、これまで名前しか出てこなかった超重要人物が登場したりと、波乱の展開が続いている。

 衝撃的な情報が次々と明かされた今でも、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」の正体を筆頭に、さまざまな謎や不明な点は残されている。

 ずっと気になっている謎が解明される日が待ち遠しいかぎりだが、実はそういった謎の答えを知っていそうなキャラもチラホラいそうだ。

 そこで今回は、すでに登場済みのキャラのなかで、いろいろな真実を知っていそうな「意外な人物」を探ってみたい。

■初めて「Dの意志」について言及した人物といえば?

 同作における重要な真実を知っていそうな人物として、「Dr.くれは」を真っ先に思い浮かべた人も多いのではないだろうか。

 麦わらの一味の船医チョッパーが生まれ育った故郷である旧ドラム王国に住み、チョッパーに医師としての知識を叩きこんだ張本人だ。そして彼女は、初登場時が139歳だったので、現在は141歳という超高齢の人物でもある。

 そんなDr.くれはといえば、やはり「生きてたのか“D”の意志は……」 という発言を思い出す。ルフィのミドルネームでもある“D”に深い意味があることが示唆された場面だ。

 しかも彼女自身、あの“海賊王”ゴールド・ロジャーよりもはるかに年上であり、ロジャーが最後の島「ラフテル」に到着する以前に、くれはと接触していることが「ワンピース・マガジン Vol.7」のなかで明かされている。

 ラフテルに到達し、すべてを知ったあとにロジャーと再会したかは不明だが、ふたりは確実に面識があり、「Dの意志」についても早い段階で知っていたのは間違いないだろう。

「Dの意志」自体の意味もいまだに明らかにされていないが、少なくとも彼女は、その内容や禁忌とされる世界の真実のことまで知っている可能性がありそうだ。

■海賊王の右腕と深くかかわる元「女帝」

 シャボンディ諸島にて初登場した『シャッキー's ぼったくりBAR』の女店主“シャッキー”こと「シャクヤク」も、過去の経歴やかかわりの深い人間関係から、多くのことを知っていそうな人物である。

 彼女は元海賊であり、ロジャーの公開処刑によって幕を開けた「大海賊時代」よりも前から海賊として活動していた。過去、ルフィの祖父である“海軍の英雄”ガープに、何度も追い回されたとも発言している。

 そんなシャクヤクと言えば、元ロジャー海賊団の副船長にして“海賊王の右腕”シルバーズ・レイリーと深いかかわりを持っている。そしてレイリーは、最後の島「ラフテル」に上陸し、世界のすべてを知った人物である。

 シャクヤクはレイリーのことを「レイさん」と呼び、ほとんど同棲に近い生活を送っている親しい間柄だ。いつ、どういうかたちでレイリーと接点を持ったのかは分からないが、シャクヤクは女ヶ島にある「アマゾン・リリー」の先々代皇帝であり、九蛇海賊団の元船長であったことが発覚している。

 さらに、コミックス第90巻のSBSのコーナーにて、作者の尾田栄一郎さんは、シャクヤクが伝説の海賊団「ロックス海賊団」ともかかわりがありそうな反応を示していた。

 実際アマゾン・リリーの先々々代皇帝“ニョン婆”ことグロリオーサがロックス海賊団の船員だったため、彼女も接点があったとしてもまったく不思議ではない。

 アマゾン・リリーの元皇帝であり、数十年前まで海賊団の船長だったシャクヤク。そして現在親密なレイリーがロジャー海賊団の副船長とくれば、彼女も何らかの真実を知っていてもおかしくないだろう。

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