サボ、シャンクス、それとも…!? 『ONE PIECE』マキノの「赤ん坊の父親」は誰? 可能性が高そうな人物を考察の画像
DVD「ONE PIECE エピソードオブルフィ~ハンドアイランドの冒険~」(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 尾田栄一郎氏の描く人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』には、たとえ登場回数が少なくても存在感のある人気キャラがいる。そんなひとりが、ルフィの故郷でもあるフーシャ村で、酒場「PARTYS BAR」を切り盛りしている女店主「マキノ」だ。

 第1話から登場しているマキノは、いつも笑顔を絶やさない優しい性格の女性ながら、山賊や海賊相手にも臆さず接客。ときには一歩も引かない豪胆な面も併せ持つ。ルフィやエース、サボにとって姉のような人物で、幼いルフィの「宝払い(ツケ)」に笑顔で応じたり、あいさつや礼儀作法を教えたりと、ほほ笑ましいシーンも描かれていた。

 そんな「みんなのお姉さん」的なマキノだが、コミックス62巻に収録された第614話の扉絵で、赤ん坊を抱っこしている姿が描かれた。このときマキノは31歳なので、子どもがいても不思議はないが、そんなそぶりがなかっただけにショックを受けた読者も多く「マキノが結婚した?」「マキノの子ども?」「父親はいったい誰?」と大きな波紋を広げた。

「村の誰かの赤ちゃんを抱っこしていただけでは?」という意見もあったが、コミックス63巻に収録されたSBSのコーナーで、作者の尾田氏が「マキノさんも母親になったというわけです。幸せそうですね」と、あの扉絵に描かれたのはマキノの子どもであることを明言。続けて「父親はやはり、あの人かなー。あの人だろうなー」と意味深なコメントを残している。

 こうなると、マキノの子どもの父親が誰なのか気になるところ。尾田氏が「あの人だろうなー」と表現したからには、この時点で未登場のキャラではなさそう。同じ村に暮らす、名もなき住人というオチもないはずだ。

 そもそも読者も知っているマキノと絡みがあった人物は限られている。ルフィ、エース、サボ、それに赤髪海賊団の面々とガープ、ダダン一家と村の主要人物あたり。漫画に描かれていないところで他のキャラクターと出会った可能性もないわけではないが、尾田氏の「あの人だろうなー」という発言からは考えづらい。

  1. 1
  2. 2
  3. 3