■“いい女”の代名詞『ルパン三世』峰不二子

 “かっこよくていい女”と聞いて浮かぶのは峰不二子、という人は多いのではないだろうか。1967年に始まったモンキー・パンチさんの漫画『ルパン三世』に登場する彼女は、誰しもが認める美貌にナイスバディ、女の武器をフル活用するしたたかでたくましい性格という最高に魅力的な女性だった。

 峰不二子は、グラマラスバディのテンプレとして用いられることが多い。たしかに、公式サイトによると彼女のスリーサイズはB99.9センチ・W55.5センチ・H88.8センチととんでもない数値だ。

 身長・体重はというと、167センチ・50キロで数字だけで見れば痩せ型であることがわかる。BMIは17.9で、現実にもこの数値に近い人はいるが、かなり細身であることは間違いない。

 そこで疑問になるのが、やはりスリーサイズ。彼女は細いので、たとえばバスト100センチでアンダーが70センチならIカップということになる。これは一説では大玉メロン2個分くらいの重さとされる大きさで、最低でも2キロ以上はあるというヘビー級だ。

 ウエスト55センチも驚きの数字だろう。身長167センチの場合、美容標準サイズは63センチなので、不二子はそれよりも8センチも細いのだ。ただ、ウエスト55センチ級は、グラビアアイドルやスーパーモデルの中にはいるといえばいる。

 だが、そこにバスト・ヒップサイズを加味すると、似た体型のモデルや芸能人もほぼ見当たらない。やはり、峰不二子は唯一無二のグラマラス女性なのである。 

 超絶ナイスバディの女性キャラはみな身長・体重、スリーサイズの設定に驚くが、彼女たちが魅力的なのは変わらない。海外のスーパーモデル並みの体型に加え、グラマラスなボディまで持っているとなれば、つい羨ましくなってしまうのは筆者だけではないだろう。

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