■脱線した超電導リニア! やっぱり頼れるサッカーボール『緋色の弾丸』
2021年に公開された『名探偵コナン 緋色の弾丸』でも、阿笠博士の発明品は大活躍した。
この映画のクライマックスは逃げた犯人を追い詰めるFBIと天才棋士に加え、暴走する超電導リニアを止めるコナンと世良真純の活躍だ。
制御を失ったリニアを減速させるため世良が後方でパラシュートを開くのだが、減速はできてもバランスが大きく崩れてしまう。先頭車両に一人残されたコナンは「キック力増強シューズ」で世良のヘルメットを蹴飛ばし、リニアの前方を吹き飛ばした。
そこへ「どこでもボール射出ベルト」で射出したサッカーボールを膨らませて急激にブレーキをかける。そして、リニアは大きく脱線し無人のWSG会場へと衝突して止まった。
リニアを止めるのに役立ったのが、またもや博士の発明品のシューズとサッカーボール。これがなければコナンや世良も無事ではなかっただろうし、脱線しなければ逆に駅に衝突して大惨事となっていたのかもしれない。
ただ、もちろん犯人が悪いとはいえ、コナンの独断で発明品を勝手に使ってリニアをはじめ、建物などをめちゃくちゃにしたことにより、レールからの落下物などさまざまな人に影響が出ているはずだ。お願いだから数々の賠償請求が博士に来ないことを祈るばかりだ……。
そういえば、いつも思うのだが「キック力増強シューズ」で蹴飛ばしたものって、逆に粉々にならないのだろうか。あのヘルメットの強度は素晴らしすぎるだろう。事故っても、頭部は安心だな。
シリーズに登場する阿笠博士の発明品で定番となっているのが「蝶ネクタイ型変声器」に「腕時計型麻酔銃」、「犯人追跡メガネ」と「ターボエンジン付きスケートボード」、そして少年探偵団が使う「DB(ディテクティブ・ボーイズ)バッジ」だ。これらはクライマックス以外でも活躍しているので、今回は省かせてもらった。
それにしても、阿笠博士の発明品はコナンが超人的な活躍を見せるのには欠かせないアイテムである。まさに最大の功労者といえるだろう。