『ルリドラゴン』だけじゃない!『葬送のフリーレン』に『ワールドトリガー』も…「無期限休載からの連載再開」でファンを喜ばせた漫画たちの画像
少年サンデーコミックス『葬送のフリーレン』第1巻(小学館)

 3月4日に発売された『週刊少年ジャンプ』14号で、無期限休載中だった眞藤雅興氏による漫画『ルリドラゴン』の連載が再開された。

 同作は2020年に『ジャンプGIGA』で読み切り版が掲載。2022年6月から『週刊少年ジャンプ』での連載がスタートしたファンタジー・日常漫画で、高校1年生の青木瑠璃がある朝起きると、頭から角が生えていることに気付き、自身が人間とドラゴンの混血であることを知る。そんな彼女がマイペースに頑張る日常が描かれる。

 同作は連載開始直後からLINEスタンプが発売され、宝島社が主催する漫画ランキング「このマンガがすごい!2024」でオトコ編第9位を獲得。作者の体調不良により6話の掲載以降、無期限休載となっていたが、今回、新たに7話から11話までが『週刊少年ジャンプ』で掲載され、続く12話からは『デジタル版週刊少年ジャンプ』『少年ジャンプ+』にて隔号連載へ移行することが発表されている。

 長期休載は、作品を追ってきた読者にとっては待つしかないものだが、同作以外にも無期限休載や長期休載から華々しく連載再開し、ファンを喜ばせた作品は少なくない。

 まずは『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載中の、原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による『葬送のフリーレン』。2023年9月よりアニメが放送され大きな話題を集めている同作も、過去に無期限休載していた時期があった。

『葬送のフリーレン』は、魔王を倒した勇者パーティーの一員で、長命種のエルフの魔法使い・フリーレンの魔王討伐後の人生を描くファンタジー作品。

 第107話から新章に突入し、フリーレンが過去にタイムスリップするという、気になる展開が始まったタイミングの2023年4月発売号から無期限休載が発表された。その後、約5か月の休載を経て、2023年9月、連載がついに再開。

 休載理由は明かされていないが、ちょうどアニメ化直前の重要なタイミングだっただけに、ファンからは安心と期待の声が多く寄せられていた。

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