■親子2世代ならクロスボーンまで「カムナ・タチバナ」
2006年にPS2用ソフトとして発売された外伝ゲーム『機動戦士ガンダム クライマックスU.C.』の主人公であるカムナ・タチバナも、一年戦争からシャアの反乱まで戦い抜いたパイロットの一人だ。
『機動戦士ガンダム クライマックスU.C.』には、『0083』や『ZZガンダム』を含めて一年戦争から、シャアの反乱。その後、さらに子世代に受け継ぎ、『クロスボーンガンダム』まで登場。
年代を次々と跨いでの戦闘や、多彩な登場モビルスーツがウリのゲームである。
その性質上、主人公であるカムナ・タチバナは、1年戦争からシャアの反乱までさまざまな陣営で戦うこととなる。漫画化された『機動戦士ガンダム クライマックスU.C. 紡がれし血統』では、連邦軍→ティターンズ→エゥーゴ→連邦軍と、所属が一貫することとなる。そのうえ、シャアの反乱時に引退せずにコスモ・バビロニア戦争まで現役。フロンティアサイド駐留艦隊司令官にまで上り詰めることとなった。
また、漫画『機動戦士ガンダムF90FF』にも登場し、アクシズを押し返す様子が描かれている。
3人とも一年戦争時から活躍し、アクシズ落としの際にはアクシズを押し返している。その際の反応も、その後の人生も三者三様なのが興味深い。