2024年は「辰年」! 『聖闘士星矢』や『キン肉マン』、『ガンダム』にも登場…漫画・アニメキャラの龍をほどこしたかっこいいデザイン5選の画像
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 2024年は「辰年」だ。龍は十二支の中で唯一空想上の生き物であり、神秘的で力強いイメージがある。そんな龍だからこそ、漫画やアニメにデザインとして取り入れられることも多い。

 そこで今回は「辰年」にちなんで、漫画・アニメキャラの龍をほどこしたかっこいいデザインを紹介していく。あなたの来年の推しキャラにするというのもいいのではないだろうか。

■ダイヤモンドをも凌ぐ硬度! 『聖闘士星矢』龍星座の紫龍の龍星座聖衣

 はじめに、車田正美氏の『聖闘士星矢』から、青銅聖闘士・龍星座(ドラゴン)の紫龍を紹介する。紫龍は長い黒髪の美少年で、一応日本人だが中国の廬山五老峰で修行し、普段からカンフー服を着ている。星矢たち仲間の中では冷静沈着、しかし、いざとなったら友のために自らの命を投げ出すことができる友情に厚い男だった。

 紫龍がまとう聖衣は、龍をモチーフにした龍星座の青銅聖衣。龍の鱗を思わせるグリーンの聖衣で、両肩には龍の爪、ヘッドギアには龍の角と髭があしらわれている。その硬度はダイヤモンドをも凌ぐほどで、さらに左腕の“ドラゴンの盾”は全聖衣の中でも最硬を誇るとされていた。しかし、その肩書きのせいで逆に作中で何度も砕かれることになるが……。

 アニメ版の聖衣はデザインが少し異なり、初期は龍の頭のようなヘルメットタイプで、こちらもヒーローっぽいカッコよさがあってよかった。

■『キン肉マン』赤い龍が渦巻くラーメンマンの昇竜胴着

 次にゆでたまご(原作担当:嶋田隆司氏、作画担当:中井義則氏)による『キン肉マン』から、ラーメンマンを紹介する。

 ラーメンマンは、額の「中」の文字が特徴的な中国出身の超人。細い目に辮髪(べんぱつ)と長い髭が特徴で、多彩な中国拳法を駆使して闘う、まさに“ザ・中国”といったキャラだ。服装は、原作では白と赤、アニメでは黄緑と赤のチャイナ服。試合時の「闘」の文字のついた肩当もかっこよかった。

『キン肉星王位争奪編』では、その肩当スタイルから“昇竜胴着”スタイルに変更。黒い胴着に赤い龍が渦を巻くデザインは派手で実に良い。このデザインは、キン肉マンらしい読者応募企画により決定したもので、好評だったのだろう、ラーメンマンが主役のスピンオフ作品『闘将!!拉麵男』でも着用されていた。

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