『NANA』紗栄子に『斉木楠雄のΨ難』橋本環奈も…“あざとい”の歴史を作った!? 漫画の実写化で“あざとかわいい女”を演じた女優たちの画像
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 2024年に実写ドラマ化が決定した『からかい上手の高木さん』。待望の実写化となる本作では、主演にモデルの月島琉衣さんが抜擢されている。15歳というフレッシュな魅力の光る月島さんが、西片役の黒川想矢さんを“あざとかわいく”翻弄する姿に期待が寄せられている。

 今回は、本作に登場する“高木さん”のような女性像に注目し、過去の漫画実写化作品から“あざとかわいい”を体現しているキャラにスポットを当て、演じた女優たちをご紹介していこう。

■小柄で守ってあげたくなる小動物系女子!『NANA-ナナ-』川村幸子役:紗栄子さん

 2005年に公開された、矢沢あいさんの『NANA-ナナ-』。中島美嘉さんと宮﨑あおいさんが主演の本作で、宮﨑さんが演じた小松奈々のライバルとして登場する“幸子”こと川村幸子を演じたのが、紗栄子さん(本作では「サエコ」名義)だった。

 幸子といえば、妄想癖の奈々が当初から彼氏・遠藤章司の浮気相手として作り上げていた架空のキャラと同姓同名のライバルとして登場するキャラクターだ。

 小柄で大きな瞳、ベリーショートのキュートなルックス……と、とにかくかわいらしい存在の幸子。性格は意外にも男前で、恋人がいる男性にはおごってもらわないというポリシーを貫いているのだが、のちに章司とは一線を越えてしまう……。

 そんな幸子は、終電に乗るために駅まで走らなければならないことをわかっていて、脱げやすいハイヒールを“わざと”履いてくるなど、そのあざとい行動が漫画でも話題となった。実写版でもそのシーンは再現されているのだが、紗栄子さんはかの有名な名セリフ「わざとだよ?」までも、バッチリ可憐に再現していた。

 脇役ではあるが、本作になくてはならない存在の幸子。女性の筆者が見てもドキッとするほど、小悪魔的魅力のあるかわいらしい紗栄子さんをぜひ見てみてほしい。

■ぶりっ子ポーズがかわいすぎる!『斉木楠雄のΨ難』照橋心美役:橋本環奈さん

 麻生周一さんの『斉木楠雄のΨ難』は、2017年に山﨑賢人さんを主演にむかえ実写映画化された。

 超能力者の主人公・斉木楠雄が平凡に生きるために奮闘していく姿を描いた本作で、ヒロイン・照橋心美を演じたのは、数々の実写化作品に出演する橋本環奈さんだ。

 心美は絶世の美少女で、道を歩けば男性たちを虜にするほどの美貌を持つ。しかし実は彼女は「完璧な美少女」を演じている努力家でもあり、男性をメロメロにすることに快感を覚えている……という裏の顔も持っていた。

 作中ではぶりっ子ポーズや変顔など、さまざまな姿を見せていた橋本さん。“あざとい”仕草もしっくりきてしまうのは、彼女のルックスと演技力があってこそだろう。

今日から俺は!!』や『銀魂』、『キングダム』など、実写化作品に多く出演している橋本さんだが、それらのなかでも『斉木楠雄のΨ難』が一番好きというファンも多い。ここぞとばかりに彼女の魅力が詰まった一作だと思う。

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