■初の女性仮面ライダーはウルトラマンのオファーも受けていた!仮面ライダーファム役の加藤夏希さん

 2002年に公開された劇場版『仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL』で、シリーズ初の女性仮面ライダーとなった加藤夏希さん。彼女自身にとっても、初めての女性ライダーという役は大切なものなのだろう。

 2020年9月3日の加藤さんの公式Twitter(現:X)では、4歳になる長女に自分が“仮面ライダー”であることを打ち明けたエピソードが明かされている。思わず幼い娘に自慢したくなるほど、彼女は“仮面ライダー”であったことを誇りに思っているようだ。

 このエピソードでは、『鬼滅の刃』にハマっている長女にはまったくその事実が響かなかったというオチもつけられており、まだまだ幼い息子に期待し、「再度ドヤ顔で言います(笑)」との意気込みも見せていた。

 また加藤さんは2015年1月25日放送の『あけるなキケン』に出演した際、仮面ライダー役の後、“女性ウルトラマン”のオファーがあったという驚きのエピソードを明かしている。“女性仮面ライダー”と“女性ウルトラマン”の両方ができたらすごいと感じた加藤さんは、「やります」と返答。スケジュール調整などトントン拍子に話が進んでいたようだが、突如ウルトラマンの制作側から“仮面ライダー”だったことを指摘され、「じゃあできません」と惜しくも破談になってしまったという。

 “女性ウルトラマン”を演じる加藤さんの姿を見てみたかった気もするが、たしかに“仮面ライダー”にも“ウルトラマン”にも変身できてしまうとなれば、テレビの前の子どもたちは大混乱してしまうかもしれない……。

 

 幼少期から現在にいたるまで特撮作品に魅せられていることを明かした彼女たち。また自身が演じたことをきっかけに、特撮作品への愛を募らせた、なんてエピソードも明かされていた。

 特撮作品の魅力は、老若男女問わず夢中にさせてしまうところにあるのかもしれない。かくいう筆者も幼少期は戦隊シリーズに夢中になったものだ。さまざまなテーマでファンを楽しませてくれる、1つとして同じものはない特撮作品を、今後もワクワクしながら見守っていきたいと思う。

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