ブルックにビッグ・マムも… 『ONE PIECE』で実写になったら怖そうなキャラの画像
Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』初ビジュアル (C)尾田栄一郎/集英社

 尾田栄一郎氏の『ONE PIECE』がNetflixで実写ドラマ化され、全世界で絶好調だ。好評につき続編の制作も決定した。

 今回配信されたシーズン1は「東の海(イーストブルー)編」までのエピソードだったが、その中で「バギーが怖かった」とSNSを中心に話題になっている。そのピエロのような見た目と、悪魔の実の能力で四肢がバラバラに動いているさまは、確かにホラー映画さながらの光景だった。

 そこで今回は、バギーの他にも実写になったら怖そうな『ONE PIECE』のキャラを考察してみる。

■アフロガイコツの「ブルック」

 まずは、ルフィ率いる麦わらの一味から。麦わらの一味の中にも実写になったら怖そうなキャラがチラホラいるが、その筆頭といえばブルックだろう。

 ブルックは麦わらの一味の8人目のメンバーだ。コミックス46巻で"魔の三角地帯(フロリアントライアングル)"に迷い込んだルフィたちと偶然出会い、50巻で麦わら海賊団に正式に加入した。その後、音楽家兼剣士として活躍している。 

 その見た目は、身長260cmを超えるアフロヘアーのガイコツ。服装は紳士的で、黒い礼装、ハット、インナーは袖がフリル&襟を立てたオレンジ色のシャツで、青いスカーフを巻いている。ガイコツにクラシックな服装のギャップが、ティム・バートン監督の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のような洋ホラーを思わせる。

 ブルックは"死後に一度だけ蘇生できる"という悪魔の実・ヨミヨミの実の能力者で、死亡後すぐに復活できればよかったのだが、実際には1年も時間がかかってしまった。そのせいで皮膚や筋肉、臓器といったものがまったくない、ガイコツというホラーな状態で復活したのだ。

 悪魔の実の能力者には珍しく(短時間ながら)海の上を移動できるブルックだが、ガイコツが足をバタバタさせ水上を走る姿は、実写化されればかなりの恐怖映像となるだろう。

■影を操る「ゲッコー・モリア」

 次はコミックス46巻で初登場を果たした、スリラーバーク海賊団船長で王下七武海の1人でもあるゲッコー・モリアを紹介する。

 ゲッコー・モリアが登場する「スリラーバーク編」は、ゾンビや幽霊が多く登場するハロウィンのような世界観である。実写化されれば衣装やセットなど、ホラーテイストあふれるエピソードになるだろう。

 モリア自身も、不気味なほど白い肌にドラキュラのような服を着ている。身長はおよそ7メートルの巨漢で、どっしりとした大きい体と異常に長くて細い首を持ち、らっきょうのようなアンバランスなフォルムをしている。

 彼が持つ悪魔の実・カゲカゲの実の能力も、実にホラーチックだ。超人(パラミシア)系の能力で、"影を実体化させて操る"ことができる。人から影を奪い、遺体や物に入れてゾンビ兵士を作るあたりは、実写化されれば悪魔的な儀式になりそうだ。

 ルフィーとの最終決戦で勢いに任せて1000体もの影を吸収し、制御しきれず暴走した姿がどう実写化されるのかも、気になるところである。

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