刃牙の強さがさらに際立つ! “ルール無用の完全素人”ヤンキーキャラとのヤバすぎる対決エピソードの画像
チャンピオンRED 2023年4月号(秋田書店)

 8月24日よりNetflixでアニメ『範馬刃牙』の第2期「地上最強の親子喧嘩編」が配信中の、板垣恵介氏による格闘漫画『刃牙』シリーズ(秋田書店)。主人公の範馬刃牙、そしてその父である範馬勇次郎を中心に数多くの格闘家たちが登場し、その戦いが描かれる。

 そんな『刃牙』シリーズには、格闘家ではない、いわゆる「ヤンキー」も時として登場する。ルールのある競技としての格闘技を超越した強さが重要視されるシリーズにあって、それを分かりやすく表現したのがヤンキーに代表されるアウトローな人種だとも言えるだろう。一見、かませ犬のようでもあるが「ルール無用の人間をどうやって倒すのか」というのも見どころだと言えるだろう。

 そこで今回は、そんなヤンキーと対決することによって刃牙の強さが証明されることとなったエピソードを紹介していきたい。

■勇次郎の教えを実践! 100人のヤンキーと対決

 まずは『グラップラー刃牙』の幼年編に登場したエピソードから紹介しよう。刃牙は13歳の時に、自らの実力を測るために内藤と北沢率いる100人のヤンキーを相手にしている。どうして刃牙がそんなことをしようと思ったのかというと、それには勇次郎の教えが大いに影響している。

 勇次郎はかつて「ケンカで100人に勝つ方法を教えよう」と、刃牙の目の前で大量のコウモリを撃破している。そして、目の前の4人、つまり同時に四方の敵を倒すことができれば「たとえ全世界の50億人とケンカしたって倒されやしねェんだ」と説いた。「そんなの勇次郎だけだろ!」と思ってしまうが、刃牙はそれを実践しようとしたのだ。

 さて、実際の対決ではどうなったかというと、刃牙は内藤と北沢をあっさりと倒すが、人の波が次々と襲いかかってくる。刃牙は勇次郎に言われた通り4人を同時に相手にしていたが、敵の数の多さに倒す速度が追い付かない。そして、捕まって転がされて四方八方から攻撃を受けてしまい、成すすべがなくなってしまう。

 結局、37人倒したところで警察に止められることになり、100人を倒すという目標を達成することはできなかったが、弱冠13歳にしてやったこととしては、やはり並外れていると言わざるを得ない。しかし刃牙は、駆けつけた警察官にも感心されながらも、こんなザマでは勇次郎には遠く及ばないと落胆していた。

 そんな無謀なことばかりしていたから、刃牙は街中のヤンキーから狙われることになってしまったのだろう。家のあらゆる場所にありえないほどの落書きがされることになり、まるで呪いの家のようになってしまっていたのも衝撃的だった。

■武装したヤンキー軍団にも余裕の対応を見せつける

 次は『バキ』の冒頭に登場する武装ヤンキー軍団との対決だ。高校生になった刃牙が、強くて生意気だという理由で目を付けられ、人数を集めたヤンキーたちから戦いを挑まれたのだ。

 以前とは違い強さをひけらかすことなく、ひっそりと暮らしていた刃牙だったが、 ヤンキーたちはそんな刃牙の強さを見逃さず、武装する者もいて刃牙包囲網を作った。まずはリーダー格の男がなんと拳銃を持ち出して刃牙に挑む。高校生がケンカで拳銃? と驚いてしまったが、刃牙は全く動揺していなかったから、この時点で格の違いはすでに明らかだった。そしていざ開戦すると、アーミーナイフで刃牙をぶった切ろうと構えた男は、刃牙の殺気によって手を出すことができない。ナイフや分銅などの武器を使用して攻撃しようとした者たちも、手玉に取られてあっさりと敗北してしまう。

 どのヤンキーもとても高校生とは思えない風貌やケンカのやり方だったが、刃牙が相手だと同じ高校生でもここまで実力差があるのか、という結果になってしまった。むしろ刃牙には、必要以上に傷つけないように手心を加える余裕さえあって、確実に強くなっているということが感じられた。

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