アニメや漫画に登場するクールな女性キャラは人気が高い。作品においてなくてはならない存在であったり、主人公に立ちはだかる強敵であったりとその役割は作品によって異なるが、実写化において彼女たちのキャストに注目が集まることもしばしばだ。そこで今回は、女優たちが演じてきたクールキャラのなかで、美しすぎた３名をご紹介していこう。
■圧巻の再現度でハマり役に！『妖怪人間ベム』ベラ役：杏さん
モデルだけでなく、女優としても大活躍している杏さん。スラリと伸びた手足と、整った顔立ちが魅力的な杏さんは、２０１１年に放送されたテレビドラマ『妖怪人間ベム』で、メインキャラクターのベラを演じている。
ベラといえば、奇抜なメイクとクールな性格が特徴のキャラクターだ。彼女は人間を信用してはならないと考えており、冷酷な面が目立ちがちだが、仲間思いで情に厚い一面も持つ魅力的な女性だ。
作中、青いアイシャドウに真っ赤な口紅のメイクを施し、クールな表情をキメる杏さんはまさにベラそのものだった。人間に恋心を抱く妖怪・ベラのエピソードでの切ない表情が、とくに印象に残っている。
優しい役柄が多い印象である杏さんの、新たな一面を見ることができる作品だった。
■黒髪美女から金髪美女へ！ 『鋼の錬金術師』オリヴィエ・ミラ・アームストロング役：栗山千明さん
２０２２年に公開された『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』で“氷の女王”の異名を持つオリヴィエ・ミラ・アームストロングを演じたのが、栗山千明さんだ。
クールな表情を崩さないオリヴィエは、“弱肉強食”という信念をそのまま具現化したような存在で、弟のアレックス・ルイ・アームストロングとは対照的な性格をしている。
オリヴィエに扮した栗山さんはトレードマークともいえる黒髪ロングではなく、金髪の美女で登場しているが、整った顔立ちが役柄にマッチしており原作から飛び出してきたような再現度でファンも納得の扮装となった。
アニメや漫画好きを公言している栗山さんは、もともと原作の『鋼の錬金術師』のファンだったという。自分にとっての“オリヴィエ像”があったからこそ、演じるにあたってこだわりもあったようで、“オリヴィエの持つ、我が道を行くカッコ良さを見せられるように頑張った”と、インタビューで明かしていた。
作品を見ると、声を低めに出そうと発声にまでこだわった彼女の熱意を感じることができる。「まさにオリヴィエ様！」とファンを唸らせた栗山さんのオリヴィエの完成度は必見だ。
ちなみに、弟のアレックス役を演じる山本耕史さんも、役作りで筋肉隆々の肉体を披露しているので、ぜひ併せてご覧いただきたい。
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