『ONE PIECE』ゴムゴムの実の秘密解禁!モデル“大仏”や“大入道”…謎が多い「ヒトヒトの実」の能力者3選の画像
『ONE PIECE Log Collection“CHOPPER”』(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 尾田栄一郎氏の同名漫画を原作としたテレビアニメ『ONE PIECE』では、現在、四皇カイドウとルフィの決戦が繰り広げられている。ルフィが新技「ギア5」を使用したと同時に、ルフィの食べた悪魔の実のもう一つの名前が「ヒトヒトの実 幻獣種モデル“ニカ”」であることが明かされ、衝撃を受けた視聴者も多いだろう。

 これまで動物(ゾオン)系悪魔の実を食べた能力者は多く登場しているが、ヒトヒトの実の能力者は少ない。そこで今回は、ヒトヒトの実を食べた能力者を3人ピックアップ。能力や活躍を振り返りつつ、今後の展開を考えてみよう。

■海軍トップクラスの実力者!頂上戦争で実力を披露

 まずは、海軍本部大目付のセンゴク。「ヒトヒトの実 幻獣種モデル“大仏”」を食べた実力者だ。現在は現場を退き、新兵の育成などに従事している。作中2年前のマリンフォード頂上戦争では、海軍本部元帥として白ひげ海賊団と真っ向からぶつかった。

 白ひげ海賊団2番隊隊長のポートガス・D・エースを助けるため、白ひげ海賊団とルフィ、そして別の目的を持った黒ひげことマーシャル・D・ティーチが入り交じった戦いで、人気が高いエピソードだ。

 センゴクは悪魔の実の能力によって巨躯に変貌し、体は黄金色に輝いた。さらに、アフロヘアーは大仏の髪型・螺髪(らほつ)に変わる。基礎戦闘力は高く、肉弾戦や掌からの衝撃波など、すべての勢力に引けを取らない強さを見せつけた。なお、別名は「仏のセンゴク」で、温和な性格を示すだけではなく能力そのものを示している。

 現在は、現場を退いたからか海賊の行動に頭を悩ませるシーンは激減した。それでも海軍に在籍しており、いずれは海賊と戦うことが予想される。そもそもかなりの実力者であり、世界政府や海軍がその能力をずっと遊ばせるとは考えづらい。麦わらの一味と戦うのか、黒ひげ海賊団か、それとも革命軍なのか。今後の活躍が期待されるキャラのひとりだ。

■カイドウとの決戦に向け刀を確保!討ち入りなるか?

 カイドウとの決戦において目立たないが大きな役割を持っていたのが、キツネのオニ丸。「ヒトヒトの実 幻獣種モデル“大入道”」を食べており、かつてのワノ国鈴後の大名である霜月牛マルの相棒だ。

 オニ丸は牛鬼丸という名前を使い、入道姿でおいはぎ橋にて墓荒らしから刀狩りを行っていた。それは、墓荒らしから墓を守るためだけではなく、来るべきカイドウ・オロチとの決戦に備えて武器を確保するという目的があったのだ。

 もともとは光月おでんに仕えていた河松と行動をともにしていたが、河松が捕まってからはオニ丸だけで敢行。20年近く集め続けた刀は、カイドウとの決戦において決起した侍たちに行き渡った。

 オニ丸はあくまでもワノ国編におけるゲストキャラクターのため、ワノ国編が終わると登場の機会はなくなりそうだ。ただし、ワノ国自体が本作において重要な役割を持っているため、再登場の機会もあるかもしれない。

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