「僕も『アイドリッシュセブン』に背中を押された」プロデューサーが語る人気コンテンツ作りの尽きない想いの画像
©BNOI/劇場版アイナナ製作委員会
全ての写真を見る

2015年にスマートフォン向けアプリケーションゲームとして生まれた『アイドリッシュセブン』。
本作は、7人組男性アイドル「IDOLiSH7(アイドリッシュセブン)」のマネージャーを担当することになった主人公が、彼らを成長させるために奮闘するストーリー。作品では、IDOLiSH7のほかにもTRIGGER(トリガー)、Re:vale(リヴァーレ、ŹOOĻ(ズール)といったグループも登場し、総勢16名のアイドルたちが活躍する。
そしてこのたび、彼らのライブが映画『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』となり公開される。仕掛け人である下岡聡吉プロデューサーインタビュー第2回では、ご自身が心を打たれた、彼らのあのセリフも!

※  ※  ※

■下岡プロデューサー自身が心を打たれた名台詞■

©BNOI/劇場版アイナナ製作委員会

ーー22日からは繰り返し劇場ライブが観られるようになりますが、あらためて、劇場でここを観てほしいというおすすめポイントを教えてください。

アイドル一人一人がその場でその時の感情をもってパフォーマンスしております。ライブパフォーマンスだけでなくMC、そしてこだわりの舞台装置など見どころが本当にいっぱいです。自分は制作中からどうしても回数を重ねてみているわけですが、いつも新鮮な気持ちでもう一度観たいという気にさせられます。
彼らの一挙手一投足に是非ご注目ください。

ーー下岡プロデューサーご自身が、4組のアイドルの奮闘に勇気づけられたり、背中を押されるといった経験はございますでしょうか。

沢山ありすぎるので代表的な一つです。第2部で天が「ボクのファンでいること、いたことを後悔させたくない。いつか、ボクから他へ興味が移って、ボクのファンを止めることがあっても、ボクを応援していたこと、ボクに時間を費やしていたことは、楽しいものだったと、笑っていて欲しい」というシーンがあって胸を打たれました。その日以来、この言葉をずっと胸の中で握りしめて日々を過ごしてきました。
ストーリーの中で彼らはいろいろなことに立ち向かいますが、その姿に多くの方が自分を重ね合わせて背中を押されることがあるように、自分もまた、あらゆるシーンで、その時の自分に合った背中の押され方をしてきました。

ーー下岡プロデューサーにとって、『アイドリッシュセブン』はどのような存在でしょうか。

自分自身の人生そのものに彩を与えてくれたプロジェクトです。支えていきたいと思わせてくれる16人と出会えたこと、そして16人を支える仲間たちと、応援してくれる皆さんと一緒にこの世界を生きていけることが幸せだと思わせてくれる存在です。

ーーキャスト陣は魅力的な声優ばかりです。年月を重ねていくにつれて、ライブやトークイベントでは、キャスト陣とアイドルのシンクロの高さを感じられますが、プロデューサーからみて、『アイドリッシュセブン』キャスト陣は、この7年間でどのように変化していますでしょうか。

ものすごく『アイドリッシュセブン』というコンテンツを愛してくださっている皆さんだと思っています。インタビューなどでお答えいただいているものも役職柄チェックさせていただくのですが作品への理解がものすごいことに驚かされます。シンクロ率が高いというのはその勉強量というか、アプリ・アニメ・ライブとたくさんの現場で一緒に相互に理解を深めてくることができたからだと思っています。
『アイドリッシュセブン』は、時に“なにこれ!?”ということもやるわけですが、そこに対してもすべて真摯に受け止めていただき、傍で勉強になることばかりです。そのようなキャスト様とお仕事ができて本当に幸せなプロジェクトだなと思います。

ーー今後、コンテンツで挑戦してみたいことをぜひ教えていただけますでしょうか。

自分達は少しずついろんなことにチャレンジしてきました。技術の進歩で出来ることも増えてきますので、皆さんが見たいエンタテインメントをいつも真っ白なキャンバスに描き出していくことに全力です。なので無限大のアイディアで『アイドリッシュセブン』がいつまでも楽しい場所であるように頑張ります。頭の中にあるものはきっとまだお伝えすると怒られるやつなので今後も楽しいことが待っていますというお伝えで回答に代えさせてくださいませ。

  1. 1
  2. 2