■もともとは『怪盗グルー』のキャラだった「ミニオンズ」
最後は大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」にも「ミニオン・パーク」というエリアを持つ人気マスコットキャラ『ミニオンズ』。もともとミニオンは『怪盗グルーの月泥棒』など『怪盗グルー』シリーズに登場するキャラクターで、あくまで主人公という立ち位置ではなかった。
『怪盗グルー』シリーズは、ミニオンズのボス・グルーを主人公とした物語で、最も恐ろしい悪役に仕えたいと願ってい、大昔から存在する生物・ミニオンたちも1作目から多数登場。おそろいのオーバーオールにゴーグルをつけて、意味不明の言語で話すチョコチョコ動く小さくて黄色いミニオンたちは当初から人気が高く、『ミニオンズ』『ミニオンズ フィーバー』というスピンオフ作品が生まれた。
今ではそのキャラクター人気により、ミニオンズはアニメーション制作会社のマスコットにもなっている。
これらの人気スピンオフ作品が生まれた経緯はさまざまだが、元作品にキラリと光る魅力があってこそ、彼らが今のような脚光を浴びることとなったのだろう。元作品を見れば、さらに彼らのルーツに迫れるかもしれない。