■巨大化もしたテリーマンの恋人・翔野ナツ子&キン肉マンの憧れ・二階堂マリ

 さて、最後はヒロインたちに目を向けてみたい。翔野ナツ子と二階堂マリだ。

 翔野ナツ子は関西弁の雑誌記者で人当たりのいい性格なのだが、キン骨マンによって巨大化させられたこともある。当初、二階堂マリとは犬猿の仲で、テリーマンが好きなのにロビンマスクをステキと言って、マリに“尻軽女”と揶揄されたことも(実際に尻で浮いていた)。

 連載初期から登場していたナツ子はキン肉マンと恋仲になりそうだったのだが、最終的にテリーマンと恋愛結婚をしていた。続編『キン肉マンII世』では息子も誕生していたので、夫婦円満なのだろう。

 そのナツ子は負傷したテリーマンの代わりにキン肉マンにビンタを喰らわせるなど、かなりの人情家でもある。本音を隠そうとするシャイなテリーマンとは、お似合いのカップルだと思う。

 そして、初期のころから登場しているキン肉マンの憧れの女性・二階堂マリ。幼稚園の先生をしており、実はミート君も憧れているヒロインだ。キン肉マンの好意を全然意に介していない様子がまどろっこしいのだが、園児の世話で大変なので仕方ないところだろう。

 ちなみに、“尻軽女対決”ではナツ子より10センチも高く上がっており、「どう? おどろいた?」なんて言っていた。純情そうだが実は違うのかもしれない……。原作ではヒロインの座をビビンバに取って代わられてしまったものの、アニメでは継続してヒロインの座に君臨していた。

 続編でも登場し、キン肉マンやミート君と再会した姿には、懐かしさを感じたものだったな。

 

『キン肉マン』に登場する地球人キャラも個性豊かなものだった。彼ら以外にも解説者の「タザハマヒロシ」や「与作」、「五分刈刑事」もいたな。ときに超人よりも目立った彼らの存在は、ギャグマンガとしての『キン肉マン』を際立たせていたものだ。

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