■アトラクションは少しおとなしめ? 新エリア「ドンキーコング」にも期待
肝心のアトラクションだが、親子連れを意識してか、おとなしめの作りになっているように思えた。人気の「マリオカート」も動きは意外とスロー。疾走感ではなく、VR上でコインの獲得を競うことを目的としたゲームのようだ。
アトラクションにスリルを求めるうえ、ゲームにも興味のない筆者にとっては、正直少し物足りない感じで終わってしまった……。それでも、搭乗後にパワーアップバンドを見たら結構コインが貯まっていたのでニヤッとした。
ちなみに、もう一つのアトラクション「ヨッシー・アドベンチャー」には乗っていないが、どうやらエリア内をゆっくり一周する乗り物らしい。景色も綺麗らしいし、世界観も申しぶんないので、絶叫系が苦手な人にはちょうど良いのかもしれない。
来年できる新エリアの「ドンキーコング」は、コースター系のアトラクションも登場すると聞く。スリルを求める人は、こちらに期待したほうが良いかもしれない。
結論として、筆者のようなゲームにまったく興味がない人にとっても「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の世界観は一見の価値があると思う。日本を代表するゲームメーカー任天堂とのコラボということもあって、「これが日本が世界に誇る産業か!」という目線で見ても面白いかもしれない。
エリア入場に際しての注意点だが、無料のエリア入場整理券/抽選券を取得するか、有料のエリア入場確約券を購入する必要がある。整理券は混雑日には取得できないこともあるそうだ。もしも有料で入るのであれば、「ドンキーコング」ができるまで待つのも一つの手かなとも思う。