『名探偵コナン』毛利蘭や『NARUTO』サクラも…少年漫画に出てくる“怪力ヒロイン”がやらかした“ドン引きの破壊行動”3選の画像
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 漫画やアニメにしばしば登場する“怪力系キャラ”。ギャップを狙ってか、ぱっと見は可愛くて戦いとは無縁そうな女の子が実は……というパターンも少なくない。

 今回はそのなかから“怪力ヒロイン”として知られる3名を取り上げ、彼女たちによる驚きの破壊行動について紹介したい。普段の彼女たちからは想像もできない規格外っぷりが伝われば幸いである。

■一般人にはとても思えない…!『名探偵コナン』毛利蘭

 青山剛昌氏による『名探偵コナン』のヒロイン・毛利蘭は、空手の達人で非常に高い身体能力を誇る少女だ。作中では犯人の持つナイフを蹴って折ったり、至近距離から撃たれた銃弾をかわしたりと、とても一般人とは思えない立ち回りを見せている。

 その化け物じみた強さは、原作・青山剛昌氏、漫画・かんばまゆこ氏によるスピンオフ作品『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』では完全にネタにされており、銃弾を素手でつかむ、ナイフを紙のように丸めるなど、もはや人間をやめてしまっている彼女の姿が見られる。

 怪力ネタは回が重なるごとにひどくなっていくことが多いが、蘭の場合、実は初登場の時点でその凄まじさは披露されていた。

 身体が縮む前の新一が高校生探偵として活躍していた頃、蘭は彼が活躍するせいで探偵である父の仕事が減ってしまっていたため、その活躍を面白く思っていなかった。

 それに対し、新一は「仕事が来ないのは、オレのせいじゃなくてあの人の腕のせい…」と失言をしてしまう。すると蘭は「ホホホ…」と上品に笑ったかと思うと、笑顔のまま電柱に正拳突きをしてみせた。電柱には見事にヒビが入った一方、蘭はニコニコしたまま。彼女の鍛え上げられた拳の威力がわかった一場面である。はじめからこの状態では、最終的に人間離れしていってしまうのも無理はない。

 それにしてもこの身体能力で都大会・関東大会優勝レベルとは、コナンの世界にはまだ知られざる化け物がゴロゴロいるのだろうか……。

■パンチ一発で地面を粉砕!『NARUTO -ナルト-』春野サクラ

 岸本斉史氏による『NARUTO -ナルト-』の春野サクラも、怪力系ヒロインである。

 彼女は忍術を操るためのエネルギーである“チャクラ”のコントロールを得意としており、チャクラで身体強化をすることで人並み外れたパワーを発揮することができる。その威力は拳ひとつで地面を叩き割るほどで、ナルトもそれを見て「サ…サクラちゃんの前でバカするのはもうやめよ…殺される…!」と戦慄していた。

 そんなサクラによる破壊行動のなかでとくに衝撃的だったのが、本編のその後を描く『NARUTO -ナルト- 外伝 ~七代目火影と緋色の花つ月~』で描かれたワンシーン。この外伝はナルトたちの次世代が主人公で、サクラとサスケの娘であるうちはサラダも登場する。

 問題となるのは、サクラとサラダがある件をめぐって言い争いになってしまったシーン。サクラは洗濯物を庭で干している最中だったが、突っかかるような態度の娘に怒り、「サラダ!!」と地面に一発拳を叩き込む。すぐに我に返って「…ごめん 大声だして……」と謝るも、背後ではせっかく干した洗濯物や物干し竿が散乱しており、それどころではない状況に。

 さらにその後、地面の亀裂があっという間に広がったかと思うと家が一瞬で崩壊するという驚きの光景が待っていた。サクラは「ローンがまだ」とショックを受け気絶するのだが、それならもう少し手加減できなかったのかとツッコみたくなってしまう。

 任務で里の外にいるサスケも、まさか親子喧嘩がきっかけで家がなくなっているとは思わなかっただろう……。

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