ジ・Oにデンドロビウムも…『ガンダムシリーズ』どっしりフォルムなのに機動性抜群なモビルスーツ3選の画像
バンダイのプラモデル『HGUC PMX-003 ジ・O 1/144スケール』パッケージ

 さまざまな姿のモビルスーツ(MS)が登場するガンダムシリーズでは、スタイリッシュなフォルムで活躍する主人公機はとりわけ人気が高い。しかしMSの中には、重厚な見た目とは裏腹に、驚くほど高い機動性を武器にした機体も存在する。

 今回は、どっしりとしたフォルムからは想像もできない高い機動性を持つMSを3つ紹介させていただく。

■重厚な見た目からは想像できない機動力「ジ・O」

 最初に紹介するのは「機動戦士Zガンダム」に登場した「ジ・O」だ。この機体は全高28.4m、全備重量86.3tと主役機であるZガンダムよりも一回り大きく、非常に重厚な見た目をしている。

 武装はビーム・ソードとビーム・ライフル、隠し腕のみと非常にシンプルで、その見た目や武装から想像すると、堅い装甲と高い出力で敵の攻撃を受けながら火力で押していくMSに思われるが、なんどジ・Oは機動力と操作性を重視した高機動MSなのだ。

 アーマー内には大量のスラスターが装備されており、その数は50超とジェネレーターの出力も戦艦並みになっている。さらにバイオセンサーも搭載され、シロッコ専用機として調整されているため、他のMSよりも高度な機体制御が可能だ。

 シロッコの優れた操縦技術が合わさって、重厚な見た目を裏切る機動力で相手を翻弄するジ・O。作中では、カミーユのニュータイプ能力によって機体の動きが止まり撃破されるまで、ほとんど被弾はしなかった。

■大気圏内航行も可能…音速も超える「Ξガンダム」

 次に紹介するのは映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」で登場した「Ξ(クスィー)ガンダム」。アナハイム・エレクトロニクス社が製造した最新鋭MSで、全高26m、全備重量80tとなっており、初代ガンダムの全高18.0m、全備重量60tと比べるとかなり大きい機体だ。

 技術革新の成果によって戦艦にしか搭載できなかったミノフスキー・クラフトを小型化し、MS形態のまま重力下で高速飛行ができる「ミノスフキー・フライト・ユニット」が搭載されている。その上、非常に高性能なビーム・バリアーも装備しており、進行方向に展開することで空気抵抗を軽減し、MS形態でも音速を超える速度で飛行することが可能だ。

 サブフライトシステムを使用せずに大気圏内航行を行えるというのは大きなアドバンテージとなっており、作中では自然降下するグスタフ・カールをいとも簡単に撃破。「ペーネロペー」との戦闘では、ミサイルによる攻撃を高い機動力で被弾することなく回避し、戦闘不能に追い込んだ。

 武装も非常に強力で高出力のビームライフルにミサイルランチャー、サイコミュを利用したファンネル・ミサイルなどを搭載しており、地球連邦軍との圧倒的な戦力差で反政府組織であるマフティーが戦えた理由の一つになっている。

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