12月2日は「ドラミちゃん」の誕生日!大学院の研究、4人のボーイフレンド…ドラミちゃんはここが凄い!の画像
てんとう虫コミックス『ドラえもん』(小学館)第1巻

 12月2日はドラえもんの妹・ドラミちゃんの誕生日だ。ポンコツなところがあるドラえもんと比較して、大学院のリーダー的存在、一万馬力の出力、ボーイフレンドが多数居るなど、まさに才色兼備な優秀な妹として描かれているドラミちゃん。この機会にドラミちゃんの凄い部分を紹介していこう。

■子どもに見せても大丈夫な模範的な生活

 ドラミちゃんは未来の大学である宇宙大学で研究をしている。おもに科学と文学、哲学の分野を研究中で、天才ロボットグループのリーダー的存在でもある。

 理系分野と文系分野を並行して研究しているあたりに、万能性が感じられる。広く深く、そして応用も聞く頭脳となっていそうである。一日の大半の時間を大学で過ごしているとのことで、研究量も凄そうだ。

 また大学院の研究は、あくまで一日のサイクルの一部だ。藤子・F・不二雄氏のアシスタントを務めた方倉陽二氏による漫画『ドラえもん百科』では、ドラミちゃんの一日を垣間見ることができる。朝早く起きたら、まず美容体操をする。そして、お散歩、花壇の手入れ、読書、お買い物とタスクをこなしていき、その後からドラミちゃんは大学院での研究を始めるそう。

 花壇の手入れの時間がお昼ということを基にして考えると、大学院での研究は夕方ぐらいから就寝時間までなのだろうか。美容体操がロボットにどのような効果を与えるのかは謎だが、規則正しく、フィールドワークとデスクワークのバランスも良い、理想的な生活。子守りロボットとして、子どもに見せても問題のない模範的な生活を送っていると言えるだろう。

■ロケットで会いにくるボーイフレンドたち

 また『ドラえもん百科』では、ボーイフレンドが4人いることが発覚した。4人のボーイフレンドは、それぞれ個性的だ。

「なり金君」はドラミちゃんに会うために、わざわざロケットで乗ってくるそう。名前的にも資産家と推測できるどことなくドラえもんに似たキャラだ。「ペルシャ君」はスターの座を投げ捨ててボーイフレンドになったという、まるで少女漫画から作品の枠を越えて登場したようなイケメンだ。「ポテト君」はその名前の通りまん丸なかわいらしいキャラ。ドラミちゃんはボーイフレンドというよりペットフレンドと思っているらしく、ペルシャ君とはまた違う、マスコット的なかわいさに惹かれたのだろうと推測できる。「まねき君」は隣に住んでいるとしか情報が無いが、そのガタイが良いビジュアルから力持ちなのかもしれない。

 スターの座を投げ捨ててボーイフレンドになったペルシャ君のことを考えると、ドラミちゃんのボーイフレンドには簡単になれるものではなさそうだ。未来のロボットの中でも、ドラミちゃんはトップクラスの魅力を持っているのだろう。

  1. 1
  2. 2