今回ふたまん+では10代から40代の男女300人にアンケート調査を実施。「ジブリ作品の中で一番行ってみたい世界」を1つ選んでもらった。その結果をもとに、第10位から第4位までの結果をランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■第10位『平成狸合戦ぽんぽこ』(2.0%)
1994年公開。昭和40年代の開発が進む東京・多摩ニュータウンを舞台に、付近に住むタヌキが「化学(ばけがく)」を駆使して人間に抵抗をする話だ。自然破壊や人間と動物とどう暮らしていくかがテーマでもあり、少々考えさせられる部分もあるが人気だった。
アンケートでは「動物たちの生活をかいま見たい」(30歳・男性)、「懐かしい日本を感じるから」(45歳・男性)といった意見が寄せられた。
■第9位『紅の豚』(2.3%)
1992年公開。世界大恐慌時代のイタリアが舞台。空賊の賞金稼ぎをすることで生計を立てるクールでニヒルなブタのポルコ・ロッソが主人公だ。
うっとりするような美しい海と街を舞台にした同作。選んだ人からは「男のロマンを感じる世界観だから」(47歳・男性)、「アドリア海の雰囲気がステキ」(23歳・女性)といった声があった。
■第8位『猫の恩返し』(2.7%)
2002年公開。『耳をすませば』の主人公・月島雫が書いた物語という設定の作品で、女子高生の吉岡ハルがバロンをはじめとするさまざまなネコに会い、自身もネコにされながら不思議な街でいっときの冒険をする話。
アンケートでは猫好きからの票が目立っており、「ネコが好きだから、ネコの国に行ってみたい」(30歳・男性)、「ネコと話がしてみたい」(22歳・女性)、「今見ても20年前とは思えないストーリーだから」(33歳・女性)という意見があった。
■同率第8位『耳をすませば』(2.7%)
1995年公開。中学3年生の月島雫を主人公に、夢を見つけて前に進み始める若者の姿を描いた物語。11月1日に開業したジブリパークには『耳をすませば』に登場する地球屋を再現した「青春の丘」がある。
アンケートでは「地球屋でのセッションシーンが好き」(28歳・女性)、「地球屋に入り浸りたい」(41歳・女性)と「地球屋」への声が多かった。