『となりのトトロ』に『天空の城ラピュタ』聖地やパークではなく「実際に一番行ってみたいジブリ作品の世界」ランキングBEST3の画像
(C)1988 Studio Ghibli

 2022年11月1日に愛知・長久手市にある愛・地球博記念公園内にオープンした「ジブリパーク」。第1期の現在は「ジブリの大倉庫」、『となりのトトロ』の世界観を楽しめる「どんどこ森」、『耳をすませば』に登場する地球屋を再現した「青春の丘」が楽しめる。また2023年秋から開業となる第2期では「もののけの里」「魔女の谷」が予定されている。

 スタジオジブリ作品の魅力はなんといっても、その奥深い世界観だろう。現在ジブリパークにあるもの以外にも「この映画の世界に入ってみたい」という願望がある人は多いのではないだろうか。

 そこで今回は、10代から40代の男女300人を対象にアンケート調査を実施。ジブリ作品の中で「一番行ってみたい世界」について聞いてみた。その結果をランキング形式で紹介する。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)

■第3位『魔女の宅急便』

 まず、12.7%を集めて第3位になったのは『魔女の宅急便』。

 1989年に公開された『魔女の宅急便』は、13歳になった主人公である魔女のキキが、魔女の修行のためコリコの町に移り住み、空飛ぶ宅急便屋を開業するというストーリー。思春期の少女の成長に焦点をあてた作品だ。

 原作の児童文学では魔女の存在が異端視されていたが、ジブリのアニメ映画では当たり前のように魔女が人間社会になじんでいる。穏やかな街並み、コミカルで実際に現実にもいそうな人々らが暮らすコリコの町。ファンからも、キキのようにホウキで空を飛んでみたいという声が多かった。

 2期に予定されている「魔女の谷」は、まさに『魔女の宅急便』をテーマとした新エリアで、主人公・キキが住む「グーチョキパン店」が実際に建てられるという。

 選んだ人からは「魔法が当たり前にある世界に憧れるので」(34歳・女性)、「あの街で生活してみたい」(45歳・男性)、「優しい人がたくさんいるから」(22歳・女性)、「パンが食べたい!」(44歳・男性)という声が集まった。

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