『ONE PIECE』しらほしにビッグ・マムにオーズも…今さらながら驚く “バカでか”キャラたちの規格外の身長の画像
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週刊少年ジャンプ』(集英社)での連載が最終章に突入し、公開中の映画『ONE PIECE FILM RED』も絶好調の尾田栄一郎氏の漫画『ONE PIECE』。2021年に実施された「第1回 ONE PIECEキャラクター世界人気投票」でエントリーされたキャラクターの数はなんと1174。

 緻密に描きこまれた背景など圧倒的なスケール感が同作の魅力だが、物語の中ではとんでもなく“バカでかい”規格外の身長を誇るキャラクターも登場してきた。ファンブック『VIVRECARD -ONE PIECE図鑑-』などで明かされてきた情報から、その大きさを振り返りたい。

■サンファン・ウルフ/身長180m

 180cmではない、180mである。「黒ひげ海賊団」の七番船船長で、二足歩行で最も身長が高いキャラクターであるサンファン・ウルフ。そのあまりの巨体ゆえ「巨大戦艦」と呼ばれ恐れられている。巨人族ゆえの巨体ではあるが、平均的な巨人族の身長が12m~13mと言われているため、巨人族の中でも超巨体なのではないだろうか。

 なぜ、彼がそこまでの巨体を手に入れることができたのか、インターネット上にはさまざまな考察がされている。最終章で彼の謎が明らかになるときがくるのか、今後の描かれ方が気になるキャラのひとりだ。

■オーズ/身長40m(※図鑑では67m)

 グランドライン後半である新世界に入る前に出てきたキャラクターの中で、巨体と言えばオーズを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。スリラーバーク編に出てきた巨人族で、ゲッコー・モリアによってゾンビとして復活した。彼の大きさについては、映画『ONE PIECE FILM GOLD』の入場特典で配布された「777巻」で明かされており、一般的な巨人族の3倍以上はあるとみられる。つまりおおよそ40メートルほどになるのではないだろうか。

 オーズ自身の本来の死因は、チョッパーの分析によると「凍死」。ドクトル・ホグバックの手腕により復元されているが右腕は失った状態だった。

■しらほしは11.87m、シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)は8.8m

 巨人族以外で身長が大きな種族と言えば、人魚族・魚人族など海を由来とする種族だ。しらほしは、リュウグウ王国の王女であり、父は国王であるネプチューンだ。ハンコックに劣らぬ美しい容姿をもっている。その身長は、平均的な人魚の7、8倍の巨体と言われるほど。

 そしてそれより少し小さいのが8.8mのビッグ・マム。彼女の本名はシャーロット・リンリンだが、ビッグ・マムという通称が一般的な呼び名となっている。ビッグ・マム海賊団船長であり、元四皇の1人。あの白ひげでさえ6.66mであり、身長が明かされていないカイドウよりも高いようにも見える。

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