■大好きなペットと一緒に押入れ生活!『銀魂』神楽
『銀魂』のヒロインである神楽の寝床も押入れだ。戦闘民族・夜兎である神楽は、自身の戦闘能力を活かしヤクザの用心棒として働いていたが、あるとき銀時と新八と出会ってしまったことをきっかけに、万事屋の一員となる。
住むところもなかった彼女は、半ば強引に事務所兼住居である「万事屋銀ちゃん」に転がり込み、銀時と同居することに。のちに神楽が拾った巨大な犬型宇宙生物・定春もペットとして加わる。
作中ではその経緯について書かれていないものの、ともかく神楽は普段押入れで寝ている。そうするよう指示されたのか、自分からそうしたのかは不明だが、我を通す彼女のことだから銀時に言われただけで素直に従うとも思えない。ほかに布団を敷けるスペースなどいくらでもありそうなのだから、案外ノリノリで押入れを選んでいる可能性もある。
なお押入れは上段が神楽、下段が定春の寝床となっていることからして、広さはそこそこあるようだ(定春の大きさは座高で170センチ)。155センチとそれほど大きいわけではない神楽にとっては、ほどよく狭くて落ち着く空間なのかもしれない。
狭くて暗いのに、いや、だからこそ不思議な魅力を持っている押入れという空間。好きなキャラがそこで寝泊まりしているのを見ると、うらやましく思えてくるのも無理のないことかもしれない。ただし押入れは本来寝るための場所ではないので、熱中症や酸欠など、体調不良にはくれぐれもお気をつけて。