『ジョジョの奇妙な冒険』に登場した“目を覆いたくなる凄惨シーン”4選…ホラーさながらのえげつない描写もの画像
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 1986年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載を開始して以降、その独特の世界観で人々の心を惹きつけ続けている大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。

 荒木飛呂彦氏が濃厚なタッチで描くその世界観には、どこかホラー映画を彷彿とさせるダークなシーンがあるのも特徴の一つだろう。なかには目を覆いたくなるような残酷で強烈な描写も登場し、読者に衝撃を与えている。今回はそんな『ジョジョ』のなかでも屈指のえげつなさを誇る凄惨シーンについて紹介していこう。

■吸血鬼の凶行に鳥肌…!?「黒騎士・タルカス」

『ジョジョ』の始まりの物語となる記念すべき第1部だが、冒頭いきなり登場する凄惨なシーンに度肝を抜かれた読者は少なくないはずだ。事故を起こした馬車のシーンでは、従者が後頭部から車輪の破片に貫かれて死亡しているなど、とにかく容赦ない描写が続く。

 しかし、そうした描写が加速していくのはやはり、作中の怨敵となる「吸血鬼」たちが登場してからだろう。とくにコミックス第4巻に登場する黒騎士・タルカスは、劇中で男性二人を怪力を使って捻り殺し、まるで“雑巾”のように絞り出した血液を美味そうに飲んでみせた。

 第1部は全編通してホラーテイストがかなり強めなことから、こういった人間の惨殺シーンが頻繁に登場するため、心してかかったほうが良いかもしれない。

■悪夢はいつもトラウマ級…「デス13」

 第3部以降は、キャラクターが持つ「スタンド」による派手なバトルが常となってくるのだが、ときにその能力によって引き起こされる、“えげつない描写”が登場することもある。

 作中で登場するDIOの刺客たちは強敵揃いだが、なかでも承太郎一行を精神的に追い詰めたのが、マニッシュ・ボーイのスタンド「デス13」だ。相手を悪夢のなかに引きずり込み、自由自在の世界で一方的に相手を殺害するという、凄まじい能力である。

 術中にはまった花京院に対し、デス13は手に持った鎌を使って犬の腹を引き裂いたり、無数の目玉を顔面に垂らしたりするなど生理的にきつい描写で責め立てた。

 夢のなかで殺されればそのまま死んでしまうという恐ろしい能力であるが、それ以上に次々と襲い掛かってくる描写の数々は、見ている読者にまでダメージを与えるキツい能力だと感じた。

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