10月15日は人形の日。1965年に日本人形協会と日本玩具及び人形連盟によって制定された。一時は活動を休止したものの、一般的にはこの日が「人形の日」として普及しており、今でも各地で人形供養や人形感謝祭などが実施されている。
アニメや漫画でも、数は多くはないものの「人形を使うキャラ」が時おり登場する。自身による物理攻撃ではなく人形を使うということで、どこかトリッキーなイメージが強く、敵キャラとして登場することも少なくない。
そこで今回は記念日に合わせて、「漫画に登場する人形使いのキャラクター」について30代から40代の漫画好き男性200人にアンケート調査を行った。対象者には、これまで漫画に登場した人形使いキャラの画像一覧を見てもらい、その中から一番好きなキャラを1人選んでもらった。さっそくその結果をランキング形式で紹介したい。(アンケートサイト「ボイスノート」協力)
■第3位『からくりサーカス』より才賀勝
まず10.5%を集めて第3位に選ばれたのは、多くの人形使いキャラが登場する藤田和日郎氏の漫画『からくりサーカス』より才賀勝。「サーカス編」そして「からくりサーカス編」の主人公である才賀勝は親の莫大な遺産を手にしたことで数奇な運命に巻き込まれていく少年。
彼は一度見たものを記憶できるという資質から初見で人形操りができ、後半では懸糸傀儡(マリオネット)のジャック・オー・ランターンを操り強敵たちを前に勇気をふりしぼったキャラクターだ。
はじめは小柄で気弱な少年だったが、物語とともにどんどん成長していく勝の姿を応援してきた読者は多いようだ。選んだ人からは「熱いキャラだから」(35歳・男性)、「少しずつ強くなっていくから応援したくなる」(38歳・男性)というコメントが寄せられた。
このほか同作へは、しろがねことエレオノールへ「美しくて強い、一番好きなキャラです」(33歳・男性)といった意見や、ギイや阿紫花への票も寄せられ、「からくりサーカスのキャラは全員好きで選びきれない」(42歳・男性)という声もあった。