単行本は１００巻を越え、数え切れないほどの魅力的なキャラクターが描かれてきた尾田栄一郎氏の『ＯＮＥ ＰＩＥＣＥ（ワンピース）』。美女＆美少女やイケメン、そしてカワイイキャラクターたちが話題になることが多いが、意外と見逃せないのがイケてるおじ様キャラである。
そこで今回は渋いおじさんキャラ好きのために、多くの読者をシビレさせたカッコよすぎるイケオジキャラ３名を紹介していこう。
※以下には、コミック『ワンピース』の一部内容が含まれています。ストーリーを解説するのが本記事の主目的ではありませんが、気になる方はご注意ください。
■「お前がおれと同じ夢を持ってたからだ」ゼフ
東の海（イーストブルー）で、海上レストラン“バラティエ”を経営するオーナー兼料理長のゼフ。麦わらの一味のコック、サンジの師匠であり、育ての親でもある。
かつては“赫足（あかあし）のゼフ”の異名で呼ばれるほどの海賊で、オールブルーを見つけるために１年以上も“偉大なる航路（グランドライン）”を航海した。しかし、東の海で自分と同じオールブルーを見つけるという夢を持つ少年、サンジを助けるために片足を失い、海賊は引退。その後、海賊時代に貯めた資金で“バラティエ”を開店させた。
元海賊だけあって基本的に口が悪く、その口よりも先に手（足）が出ることも多い。だがチンピラ同然で行き場のなかった従業員たちを迎え入れて育てるなど、粗暴な言動からは分かり難いが、面倒見の良さと優しさを持った人物である。
またふだんはそういった態度をいっさい見せてなかったが、息子のようにも思っているサンジが旅立つときには涙を流していた。
ちなみにサンジはゼフから多大な影響を受けており、料理の腕はもちろん、ゼフの足技も継承している。たとえ敵であっても女性には絶対に暴力を振るおうとしないのも、ゼフの「男は女を蹴っちゃならねェ!!!」「そんな事ァ恐竜の時代から決まってんだ!!!」という教えを忠実に守っているためだ。
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