『名探偵コナン』から消えた…よく考えたら当たり前? FAX、電子地図…当時は憧れだった発明品たちの画像
少年サンデーコミックス『名探偵コナン』102巻(小学館)

 1994年から『週刊少年サンデー』(小学館)で連載がスタートした、青山剛昌氏による人気推理漫画『名探偵コナン』。コミックスは既刊102巻を突破し、1997年からは毎年劇場版映画も公開されている国民的な作品だ。

 2022年4月に公開された劇場版25作目『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は、作中の時期に合わせた10月28日から11月7日の11日間に「ハロウィン再会(リバイバル)上映」として映画館で期間限定で上映されることも決定している。

 連載が長期にわたってもなお、ずっと第一線での人気を集め続ける同作。ファン層もかなり幅広く、子どもだけでなく昔から同作を見て育った大人たち、また同作を語る上で欠かせない人気キャラとなった安室透や赤井秀一が登場してからは女性ファン層も増え、ますますの盛り上がりを見せている。

 しかし連載も28年目となると、時代の変化による「違和感」が生じてしまうことも少なくない。その筆頭となるのが、江戸川コナンの良き理解者である阿笠博士の発明品ではないだろうか。

 蝶ネクタイ型変声機や腕時計型麻酔銃、キック力増強シューズなどコナンが推理をする上で欠かせない現役アイテムの一方で、当時こそ画期的だったものの、現実世界の技術の発展により今では作中で日の目を浴びることがなくなった発明品が意外に多く存在する。

 今回はそんな、時代遅れになって消えてしまった阿笠博士の発明品を紹介したい。

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