2022年7月22日で連載開始から25年を迎えた、尾田栄一郎氏の『ONE PIECE(ワンピース)』。『週刊少年ジャンプ』(集英社)での連載はファン待望の最終章に突入し、新展開にワクワクしている人も多いことだろう。
そして本日10月6日は、ルフィと同じく最悪の世代の1人で、ハートの海賊団の船長である「トラファルガー・ロー」の誕生日。“死の外科医”と呼ばれ、クールでドライな印象のあるローは作中でも屈指の人気キャラだが、麦わらの一味と絡むと時々子どもっぽい姿も見せ、そんなギャップにも愛おしさを感じる。
そこで今回はトラファルガー・ローの誕生日を記念し、作中で彼が見せた意外なやりとりやほっこりする場面を厳選して紹介していこう。
※以下には、コミック『ワンピース』の一部内容が含まれています。ストーリーを解説するのが本記事の主目的ではありませんが、気になる方はご注意ください。
■クールキャラが崩壊!? 麦わら一味に染まったローの発言とは?
パンクハザードでのいざこざが終わり、麦わらの一味に同行していたローもサニー号の船上にいた。そんなとき空腹のルフィが朝食のメニューを尋ねると、サンジは「サンドイッチだ」と返答。チョッパーはわたあめサンドをリクエストし、ロビンは紅茶だけでいいと語るなど、各々が好き勝手な希望を言っていた。
するとそんな緩い空気に油断したのか、ローまで「おれはパンは嫌いだ」と好き嫌いを口にする。すぐさま自分の発言に気づいたローは、ハッとした表情を浮かべてショックを受けていたが、それだけ麦わらの一味の雰囲気に染まったとも言えた。
ちなみにみんながサンドイッチを食べる中、サンジはローのためにわざわざ特製おにぎりを用意したようで、それを美味しそうに頬張っていた。
読者的にはローが麦わらの一味に溶けこんだように見え、ローの印象が少し変わったシーンでもある。いつもの無愛想なローも良いが、ちょっと隙を見せて子どもっぽい発言をしてしまう姿に可愛さを感じてしまった。